【ことわざ】
歴史は繰り返す
【読み方】
れきしはくりかえす
【意味】
人間の本質というものは、いつの時代も変わらないことから、過去に合ったことは再び繰り返されるということ。
【語源・由来】
古代ローマの歴史家、クルティウス・ルフスの言葉「History repeats itself.」が由来とされている。
【類義語】
・一度あることは二度ある(いちどあることはにどある)
・二度あることは三度ある(にどあることはさんどある)
【対義語】
・いつも柳の下に泥鰌は居らぬ(いつもやなぎのしたにどじょうはおらぬ)
・三度目の正直(さんどめのしょうじき)
【英語訳】
History repeats itself.
The occurrence of a world follows the same course through long years, and is repeated again.
「歴史は繰り返す」の使い方
ともこちゃんは、この本を読んだことがあるかい?
歴史のことを書いてある本よね。とても勉強になったわ。
特に戦争のことについて書いてあるところは、胸が苦しくなってしまったよ。
歴史は繰り返すというけれど、戦争は繰り返して欲しくないわよね。
「歴史は繰り返す」の例文
- 父はよく家出をしていたと聞いたけれど、歴史は繰り返すというように、今は兄が家出をしている。
- まさか、母が若い頃にした失敗と同じことを、私がしてしまうなんて、歴史は繰り返すということだろうか。
まとめ
歴史は繰り返すというように、時代が変わっても人の本質はなかなか変わらないものかもしれませんね。
しかし、悲しい出来事は繰り返さないように、学習することはできるのではないでしょうか。
悲しい歴史は繰り返したくないですね。