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【歳寒の松柏】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

歳寒の松柏

「歳寒の松柏」の意味(語源由来・出典)

意味
【ことわざ】
歳寒の松柏

【読み方】
さいかんのしょうはく

【意味】
節操が堅く、困難にあっても屈しないことのたとえ。

ことわざ博士
「歳寒の松柏」ということわざは、寒さが厳しい冬でも松や柏のようにしっかりとした姿を保ち続けることから、人が困難な状況にあっても、自分の信念や思想を変えずにしっかりと立ち続ける様子を表すんだよ。
助手ねこ
あ、なるほど。つまり、どんなに困難な状況になっても、自分の信じることを変えへん、しっかりとした人のことを指してるんやな。

やっぱり、逆境に強い人ってすごいわ。どんな時もブレへんで、自分の道を突き進むんやもんなぁ。

【語源・由来】
松や柏が厳寒にも葉の緑を保っているところから。

【出典】
論語」子罕

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「歳寒の松柏」の解説

カンタン!解説
解説

「歳寒の松柏」という言葉は、古い中国の本「論語」の中の「子罕」という部分から来ているんだよ。この言葉の意味は、冬が厳しくても、松や柏(カシ)のような木々が緑のまま変わらないように、人も大変な状況や困難な時でも、自分の考えや信じていることを変えない、っていうことを示しているんだ。

例えば、友達みんながあることに賛成しているのに、自分だけが違う考えを持っていて、その考えを変えないような場面で使うことができるよ。要するに、どんな状況でも自分の信じることをしっかり守る、という強い心の持ち主を表しているんだね。

「歳寒の松柏」の使い方

健太
ともこちゃん。どうすればともこちゃんのようにいい成績をキープし続けることができるの?
ともこ
歳寒の松柏の心を忘れずに、勉強をがんばり続けることね。
健太
がんばり続けるかあ。僕には無理だな。
ともこ
無理だと思ったら、その時点で負けよ。まずは自分の弱い心に勝たないとね。
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「歳寒の松柏」の例文

例文
  1. 健太くんは、歳寒の松柏の人で、何があっても幼稚園の頃からずっと変わらず空手のオリンピック選手を目指しています。
  2. 歳寒の松柏を忘れず努力したおかげで、東京大学に入学できたんだ。
  3. ともこちゃんは歳寒の松柏、自分の信念をもち努力し続けるがんばり屋さんでしたよ。
  4. 健太くんはお父さんの会社が倒産して大変な時にも、歳寒の松柏を忘れないで、奨学金をとってあきらめずに勉強を続けました。
  5. 選手生命にかかわるけがをした健太くんですが、歳寒の松柏の人で、あきらめずリハビリを続け選手として復帰しました。




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