「宰相とならずんば則ち良医となれ」の意味(出典)
【ことわざ】
宰相とならずんば則ち良医となれ
【読み方】
さいしょうとならずんばすなわちりょういとなれ
【意味】
大臣となり政治で人を救うことができないなら、良い医師となり人の命を救えということ。
「宰相とならずんば則ち良医となれ」という言葉は、もし大臣として世の中を良くする役目を果たせないのなら、せめて良い医者として人々の命を救うように、という意味だよ。
あー、それは、一つのことでうまくいかなかったら、他の道で活躍して、人の役に立とうってことやな。
全部のことがうまくいくわけじゃないけど、どこかで頑張って、人のためになることをしようってことやね。みんながヒーローになれるわけじゃないけど、どこかで人の力になれるってことやな。
【出典】
「宋史」
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「宰相とならずんば則ち良医となれ」の解説
カンタン!解説
「宰相とならずんば則ち良医となれ」っていうことわざは、もし大臣として大きな仕事や国を導く役職に就くことができないのなら、医者として人々の命を助ける仕事をしよう、っていう意味だよ。
つまり、大きな役職や高い地位に就くことができなくても、他の方法で人々の役に立ち、社会に貢献することができるんだよ。たとえば、国を助けるような大臣になれなくても、1人1人の命を助けるようなすごい医者になれるってこと。大事なのは、自分ができることで社会に貢献する心、助ける気持ちを持つことなんだよね。
「宰相とならずんば則ち良医となれ」の使い方
母さんに、「宰相とならずんば則ち良医となれ」って言われたんだ。
政治学部は4年間だけど、医学部は6年間よ。
6年かー。政治を学んで政治家になった方が良さそうだ。
健太くんは勉強アレルギーだもんね。政治家になって、同じような子供たちに学ぶことの楽しさを教えてあげられるような教育システムを構築してよ。
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「宰相とならずんば則ち良医となれ」の例文
- 古くから宰相とならずんば則ち良医となれというが、頭がいいが良医ではない医者が多い。
- 宰相とならずんば則ち良医となれという言葉に従い医師国家試験を受ける。
- 父に宰相とならずんば則ち良医となれといわれたが、お笑い芸人になって笑いで世の中の人を救いたいんだ。
- 宰相とならずんば則ち良医となれというくらい、どちらの職業も大勢の人を救うことができる。
- 家訓が宰相とならずんば則ち良医となれなので、一族はみな政治家か医師になる。