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【棹は三年櫓は三月】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

棹は三年櫓は三月

「棹は三年櫓は三月」の意味(語源由来・類義語)

意味【ことわざ】
棹は三年櫓は三月

かいは三年櫓は三月」ともいう。

【読み方】
さおはさんねんろはみつき

【意味】
同じようだが難易度が異なること。

ことわざ博士
「棹は三年櫓は三月」ということわざは、棹の使い方が櫓の使い方に比べて非常に難しい、という意味があるんだよ。

つまり、物事にはそれぞれ時間がかかるものと、すぐに覚えられるものがあるということを教えてくれているんだ。

助手ねこ
ええ、それはつまり、「棹を使うのは難しくて、3年もかかるけど、櫓はそれに比べたら楽ちんで、3ヶ月で覚えられる」ってことやな。

何事も上手くなるためには、それなりの時間や努力が必要やってことを伝えてくれてるんやな。大事なのは、焦らずコツコツと続けることやね。

【語源・由来】
舟を操縦するのに竿の使い方は難しく、一人前になるのに三年かかるが、櫓のこぎ方は三月で覚えられるという意から。

【類義語】
・櫓三年に櫂一時
・櫓三年に棹八年
・ぽつぽつ三年波八年
・首振り三年ころ八年

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「棹は三年櫓は三月」の解説

カンタン!解説
解説

「棹は三年、櫓は三月」という言葉はね、船をこぐときに使う「棹」と「櫓」という2つの道具があるんだけど、その中で「棹」の使い方はすごく難しくて、マスターするのに3年もかかるくらいだよ、と言っているの。一方で「櫓」は比較的簡単で、3ヶ月あればうまく使えるようになるって意味だよ。

つまり、何かを学ぶとき、簡単にできることと時間がかかって難しいことがあるんだよ、ということを教えてくれる言葉なんだ。

「棹は三年櫓は三月」の使い方

健太
一輪車って簡単に乗れるかな?
ともこ
最初は大変かも。
健太
自転車はすぐに乗れるようになったよ。
ともこ
棹は三年櫓は三月というように、自転車と一輪車は難易度が違うのよ。一輪車の方がバランスをとるのが難しいかな。
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「棹は三年櫓は三月」の例文

例文
  1. 似ているからすぐに習得できると思ったら甘かった。棹は三年櫓は三月というやつだ。
  2. 毛筆も硬筆も書くという目的は同じなのに、棹は三年櫓は三月でこんなに難易度が違うとは驚きだ。
  3. 同じ弦楽器でも楽器によって棹は三年櫓は三月というが、難易度が様々だ。
  4. 同じバスケなのに車いすバスケは難しい。棹は三年櫓は三月で全然違う。
  5. 走るのと競歩はどちらもトラック競技で同じと思いきや、棹は三年櫓は三月だった。

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