「三遍回って煙草にしょ」の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【ことわざ】
三遍回って煙草にしょ
【読み方】
さんべんまわってたばこにしょ
【意味】
休むことを急いであと回しにしないで、念には念を入れて落ち度のないように気をつけようというたとえ。
煙草の休憩を取りながら、焦らずに進めるのが良いんやろな!
【語源・由来】
・昔、夜回りの人が念のために三回夜回りをしてから、休憩の煙草を吸おうとしたことが由来とされている。
・江戸版「いろはかるた」のひとつとされている。
【類義語】
・念には念を入れよ
・浅い川も深く渡れ
・石橋を叩いて渡る
【英語訳】
Measure three times before cutting once.
「以呂波加留多」と書く。
内容は、江戸や大阪、尾張(現在の愛知県西部付近)などで異なっていて、地方の特色がある。
「三遍回って煙草にしょ」の解説
「三遍回って煙草にしょ」っていう言葉は、昔の人々が夜に見回りをしている時のことを表してるんだよ。この言葉の意味は、3回ちゃんと周りを確認してから、ようやく休憩を取るっていうことなんだ。つまり、急いで休むんじゃなくて、ちゃんと自分の仕事をしてから、休むってことだね。
これから学ぶことは、物事をするときには、ちゃんと注意深くやって、手を抜かないでやることが大切だってこと。急いで休もうとせずに、しっかりと仕事をしてから、休むっていうのは、とっても大切なんだよ。それをこの言葉で表してるんだね。
「三遍回って煙草にしょ」の使い方
三遍回って煙草にしょよ。
「三遍回って煙草にしょ」の例文
- 作業が終わったと思ったけれど、三遍回って煙草にしょというから、もう一度点検しよう。
- 早く遊びに行きたいけれど、お母さんに頼まれたお手伝いをしっかり終わらせた。三遍回って煙草にしょだ。
- 会議に使う書類を作っていて、完璧だと思ったけれど三遍回って煙草にしょというから、もう一度確認をしよう。
- 疲れたから早く休みたいけれど、三遍回って煙草にしょというから、戸締りの確認をしてこよう。