「算用十八、手六十」の意味(類義語)
【ことわざ】
算用十八、手六十
【読み方】
さんようじゅうはち、てろくじゅう
【意味】
算術は若いうちに上達するが、書道はなかなか上達しない。
「算用十八、手六十」という言葉は、技能や才能の成熟に時間がかかることを示しているよ。
算盤は手早く計算する技術だから、若い時の反射神経や記憶力を活かして早く習得できるんやな。
一方、書道は技術だけでなく、心の深さや経験が必要だから、時間をかけてじっくりと身につけるものなんや。年齢に合わせて学ぶべきものがあるんやな!
【類義語】
算用十六、謡十年、手六十
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「算用十八、手六十」の解説
カンタン!解説
「算用十八、手六十」っていう言葉は、算盤を使う技術や計算の能力は若い時、例えば18歳くらいのうちにしっかりと身につけられるけど、書道みたいな手の技や芸術的な技術は、60歳くらいまで時間がかかってじわじわと上達するっていうことを言ってるんだよ。
つまり、いくつかの技術や能力はすぐに上手になるけど、他のものは年月をかけてじっくりと身につける必要があるんだね。それぞれの技術や趣味が持っている特性や深さを示している言葉だよ。
「算用十八、手六十」の使い方
なかなか字がうまくならないな。
算用十八、手六十というからまだまだ時間がかかるわよ。
60歳まで書の道を極めることができないの?
長く険しい道よね。
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「算用十八、手六十」の例文
- 算用十八、手六十だから、書道と長く付き合っていこう。
- そろばん教室の通うのはやめたけど、算用十八、手六十というから書道教室はまだ通い続けている。
- 算用十八、手六十といい、書道は難しい。唐の時代の三大家は、当時にしては珍しく80代まで長生きしたというが、書を極めるには長生きするしかない。
- 習字教室をやめたいの?算用十八、手六十でまだまだ未熟なのに今やめるの?
- 書道の達人になるには60年は続けなくてはいけない。算用十八、手六十といい時がかかる。