「瀬を踏んで淵を知る」の意味(語源由来)
【ことわざ】
瀬を踏んで淵を知る
「瀬踏み」ともいう。
【読み方】せをふんでふちをしる
【意味】
慎重に前もって危険がないか試すこと。
「瀬を踏んで淵を知る」ということわざは、実際に川の浅瀬を歩いてみることで、深い淵の存在やその危険性を理解することを表しているんだよ。
なるほどなぁ。つまり「実際にやってみないと、本当の危険はわからへん」ってことやな。ただ見てるだけじゃなく、自分で試してみることで、危険をちゃんと理解できるってことやね。
事前に体験することで、ちゃんと準備できるし、安全に注意できるわけやな。実際に経験することの大切さを教えてくれてるんやね。
川の浅瀬を渡りながら水深をはかり、深い淵の場所を知る意から。
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「瀬を踏んで淵を知る」の解説
カンタン!解説
「瀬を踏んで淵を知る」ということわざは、事前に試みてみることで危険を把握し、それに対処するという意味を持っているんだよ。この言葉は、「瀬踏み」とも呼ばれていて、川を渡るときに浅瀬を歩いて水の深さを探り、深い淵の場所を見つけ出す行為に由来しているんだね。
川を渡る際に、先に浅瀬を踏んでみることで、どこが深くて危険な場所かを知ることができるよね。これは、新しいことに挑戦する前に、まずは小さいリスクを取って試してみることの重要性を教えてくれるんだ。
このことわざは、未知の状況や新しい挑戦に直面した時、慎重に前進し、リスクを少しずつ探りながら進むことの大切さを示しているんだよ。何事も、いきなり大きなリスクを冒すのではなく、小さなステップで試してみることが、安全で賢明な進め方だと教えてくれるんだね。
「瀬を踏んで淵を知る」の使い方
失敗しちゃったよー。
また無鉄砲に突き進んだんでしょう。
何とかなるかなと思ったんだ。
健太くんには、瀬を踏んで淵を知るような慎重さが必要ね。
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「瀬を踏んで淵を知る」の例文
- 瀬を踏んで淵を知ることで大失敗を避けることができる。
- 時間がなくても、瀬を踏んで淵を知ることは疎かにしてはいけない。
- 慎重派なともこちゃんは、石橋を叩いて渡り、瀬を踏んで淵を知る。
- 成功させるためには、瀬を踏んで淵を知るのは大事な工程の一つだ。
- 物事を成し遂げるために、瀬を踏んで淵を知る危機管理能力は欠かせない。