「四角な座敷を丸く掃く」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
四角な座敷を丸く掃く
「四角な所を丸く掃く」ともいう。
【読み方】しかくなざしきをまるくはく
【意味】
大ざっぱでいい加減な仕事をすること。
「四角な座敷を丸く掃く」や「四角な部屋を丸く掃く」ということわざは、物事を雑にやったり、いいかげんに仕事を終わらせる様子を表しているんだ。
ええっ、それはつまり、手を抜いてササッと済ませちゃうような感じやな。例えば部屋を掃除する時に、隅々までキレイにしないで、適当にやっちゃうこと。
ん~、ちゃんとやらんと、あとで後悔することもあるから、注意が必要やね!
【語源・由来】
四隅を残して四角い座敷の真ん中だけを丸く掃く意から。
【類義語】
・擂粉木で重箱洗う
・重箱で味噌をする
・重箱の隅を杓子で払う
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「四角な座敷を丸く掃く」の解説
カンタン!解説
「四角な部屋を丸く掃く」っていう言い方は、家の中のこととか、他の仕事を適当にやることを表しているんだよ。
たとえばね、部屋が四角いのに、真ん中だけ掃除して、隅々をちゃんと掃除しないで終わらせるような感じ。まるで、四角い部屋を丸く掃除したかのように、いいかげんに仕事をするってことだよ。
この言い方で、「ちゃんとした仕事をしないで、手を抜くことはよくないよ」という意味を伝えているんだね。だから、何かをするときは、ちゃんと最後までやることが大切だよ、って教えているんだ。
「四角な座敷を丸く掃く」の使い方
健太くん。やっつけ仕事はダメよ。
早く終わらせないと遊びに行けないじゃない。
四角な座敷を丸く掃くような作業だと、やり残した分を結局やり直さないといけないから余計に時間がかかるわよ。
なるほど。細心の注意を払って仕事をした方が効率がいいのか。
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「四角な座敷を丸く掃く」の例文
- 健太くんは、四角な座敷を丸く掃くようにずぼらだ。
- 四角な座敷を丸く掃く仕事をしていては信頼を失う。
- 学生アルバイトは、四角な座敷を丸く掃く接客が多いから苦手だ。
- 一昔前まで日本人の仕事は細かく丁寧だったが、四角な座敷を丸く掃く雑な仕事をする人が増えたように思う。
- 四角な座敷を丸く掃くような仕事で予約ミスがあり、客に迷惑をかけた。