「死に別れより生き別れ」の意味
【ことわざ】
死に別れより生き別れ
【読み方】
しにわかれよりいきわかれ
【意味】
死んで別れるのもつらいが、生き別れはさらにつらい。相手が死んでいればいつかはあきらめるが、生きていると思うとあきらめがつかないということ。
「死に別れより生き別れ」という言葉はね、人が亡くなってしまうことによる「死に別れ」も悲しいけれど、生きていながら会うことができない「生き別れ」のほうがさらに辛いという感情を表しているんだよ。
そっか〜、つまりは「人が亡くなって会えなくなるのも悲しいけど、生きてるのに会えへんっていうのはそれ以上にキツイ」ということやな。
確かに、生きてるのにどうしても会えないっていうのは、もやもやするし、心がずっとざわついてる感じやろな。
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「死に別れより生き別れ」の解説
カンタン!解説
「死に別れより生き別れ」というのはね、人とお別れすることにはいろいろな形があって、その人が亡くなってしまうことによるお別れもとても悲しいけれど、お互いにまだ生きているのに会えなくなるお別れの方が、もっと心が痛むって意味なんだよ。
たとえば、お友達が遠くの町に引っ越してしまって、もう遊べなくなるとか、大好きだった人たちと何かの理由で離ればなれになってしまうと、それはとても悲しいよね。亡くなった人とは、また天国で会えるとか、思い出を大切にすることができるけど、生きていて会えないのは、まだ一緒にいろいろなことができるのに、それが叶わないから、さらに辛いんだ。
だから、「死に別れより生き別れ」という言葉は、生きている間に会えなくなる別れの方が、心に残る痛みが大きいって感じる人の気持ちを表しているんだね。
「死に別れより生き別れ」の使い方
家族が拉致されたらつらいよね。
死に別れより生き別れだもんね。
何で拉致するんだろうね。意味が分からないよ。
他国民を連れ去って平気な顔でいるなんて、国家としてあり得ないわね。
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「死に別れより生き別れ」の例文
- 行き別れた兄に会いたい。死に別れより生き別れというが、胸にぽっかり穴が開いたようだ。
- 運命の手で引き裂かれたのだが、死に別れより生き別れだ。あきらめがつかないじゃないか。
- あの時手を離さなければと今でも思う。死に別れより生き別れでつらく苦しいが、どこかで生きていてくれればそれでいいとも思う。
- 生きているのに会えないのは、死に別れより生き別れといわれるようにこの上なく悲しい。
- 親が離婚して母と生き別れたが、生きていればいつか会えると信じているから、死に別れより生き別れとは思わない。死に別れじゃなくて良かったと思う。