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【薪燎を積むが如し】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

薪燎を積むが如し

「薪燎を積むが如し」の意味(出典・類義語)

意味【ことわざ】
薪燎を積むが如し

【読み方】
しんりょうをつむがごとし

【意味】
後輩が先輩よりも出世すること。

あとから積んだ薪が先に用いられることにたとえていったことば。
ことわざ博士
「薪燎を積むが如し」という言葉は、後輩や若い者が先輩や年長者を追い越して、より高い地位や評価を得る状況を表しているんだよ。

経験や年齢に関係なく、実力や成果によって評価されるべきだという考えを示しているんだ。

助手ねこ
そやな。つまり、「若手や後輩が先輩を追い越して上の地位に就くこと」を意味してるんやな。薪を積むように、若い者が順番に上に上がっていく様子を表してるんやね。

後発の者が先行者を追い越すのは自然なことやってことやな。実力主義の考え方を教えてくれてる言葉や。

【出典】
文子ぶんし

【類義語】
・薪を積むが如く後に来る者上に在り

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「薪燎を積むが如し」の解説

カンタン!解説
解説

「薪燎を積むが如し」という表現は、経験が浅い後輩や新参者が、経験豊かな先輩や古参者を超えて重用される状況をたとえている言葉なんだよ。

このことわざは、かがり火に使う薪を積む際に、後から積まれた薪が先に使われる様子に例えられているんだね。つまり、本来ならば先にいる者や経験が豊富な者が優先されるべきだが、実際には新しく加わった者や経験の少ない者が先に進んでいく状況を指しているんだ。

たとえば、企業や組織において、新入社員や若手の社員が急速に昇進し、長年勤めている先輩社員を追い越すような状況にこの言葉を使うことができるよ。このことわざは、組織内での立場や経験に関わらず、能力や実績に基づいて人が評価される現代の風潮を反映しているんだね。

「薪燎を積むが如し」という言葉は、経験の長さや先輩後輩の関係だけではなく、個々の能力や実績が重視されるべきだという考えを示しているんだ。このことわざは、時代や状況に応じて人が適切に評価されるべきであることを教えてくれる言葉なんだ。

「薪燎を積むが如し」の使い方

健太
コンピューター社会になって、薪燎を積むが如しということが多くなったね。
ともこ
若い人の方が最先端の技術を会得しているからね。
健太
経験がものを言う時代は終わったんだね。
ともこ
経験も大事な財産よ。でも企業側はそう思ってくれないけどね。
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「薪燎を積むが如し」の例文

例文
  1. 薪燎を積むが如し、後輩が上司になるという悲劇に見舞われる。
  2. 出世を諦めて早十年、薪燎を積むが如し状況に慣れ、年下の上司ばかりになりつつある。
  3. SDGsって何?とか言っている間に、薪燎を積むが如し、SDGsを大学で学んできた後輩に先を越される。
  4. ガラケーを使っている時点で取り残された感があるが、社内でも取り残され薪燎を積むが如しだ。
  5. 薪燎を積むが如し出世レースで負け続けているが、後輩たちのサポートに回るのも悪くない。

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