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【親しき仲に垣をせよ】の意味と使い方や例文(類義語・英語)

親しき仲に垣をせよ

「親しき仲に垣をせよ」の意味(類義語・英語)

意味【ことわざ】
親しき仲に垣をせよ

「思う仲には垣をせよ」「近しき仲にも垣を結え」「睦まじき仲に垣をせよ」「良い仲には垣をせよ」ともいう。
「仲」は「中」とも書く。
【読み方】
したしきなかにかきをせよ

【意味】
親しい仲でも礼儀は守るべきだということ。親しいからといって礼儀を忘れると仲違いすることが多いということ。

ことわざ博士
「親しき仲に垣をせよ」という言葉は、仲が良いからといっても、お互いに礼儀を忘れないようにしよう、と教えてくれているんだ。
助手ねこ
そうそう、それが大事やな。仲が良いってのはええことやけど、あまりにも仲良しすぎて「これくらいいいやろ」ってなってしまうと、気づいたら友達の気持ちを傷つけてることもあるかもしれんしな。

だから、「友達同士でも一定の距離感は大事やで」ってことを、このことわざは教えてくれてるん

【類義語】
・親しき仲に礼儀あり
・親しき仲は遠くなる
・良い仲も笠を脱げ

【英語】
A hedge between keeps friendship green.(友人との間に垣根があると友情は枯れない)

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「親しき仲に垣をせよ」の解説

カンタン!解説
解説

「親しき仲に垣をせよ」という言葉は、あまりにも友達や仲良しの人と親しくなりすぎて、お互いに何でも言い合ってしまうと、後でケンカの原因になっちゃうことがあるよって忠告してくれているんだね。

だからね、友達とはいえ、お互いにちゃんと礼儀を守ることが大切なんだよ。

たとえば、友達とずっと一緒にいると、「この人なら大丈夫」と思って、ついつい遠慮しなくなって、言ってはいけないことを言っちゃったりすることがあるよね。でも、それが原因で友達とケンカになっちゃうと、後で「ああ、あの時あんなこと言わなければよかった」って後悔することになるよ。

だから、友達とはいえ、お互いに礼儀を忘れずに、ちゃんと遠慮しながら付き合うことが大切なんだよ。それが、長く良い友達関係を保つ秘訣なんだね。

「親しき仲に垣をせよ」の使い方

健太
兄さんが勝手に僕の部屋に入るんだ。
ともこ
親しき仲に垣をせよっていうからやめてほしいわね。
健太
僕の部屋を作ってもらった意味がないよね。
ともこ
鍵をつけてもらうしかないわね。
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「親しき仲に垣をせよ」の例文

例文
  1. 親しき仲に垣をせよというから、親友だからこそ礼儀正しくする。
  2. 親しいから何を言っても許されると思ってはいけない。親しき仲に垣をせよだ。
  3. 親しき仲に垣をせよというのに、土足で踏み込んで怒らせてしまった。
  4. 仲良しでも礼儀は守らないと大事な友を失うことになる。親しき仲に垣をせよと自分を戒める。
  5. 彼とはずっと友人でいたいので、親しき仲に垣をせよを守る。

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