「知る者は言わず言う者は知らず」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
知る者は言わず言う者は知らず
【読み方】
しるものはいわずいうものはしらず
【意味】
熟知している人は軽々しく口にしない。軽はずみに口にする者はよく知らない者だということ。


知らんことを知ってるふりするより、ほんまにわかってることだけをしっかり話すのがええってことや。これは、本当の知識や理解の大切さを教えてくれる言葉やね。
【出典】
「老子」
【類義語】
・言う者は知らず知る者は黙す
「知る者は言わず言う者は知らず」の解説
「知る者は言わず、言う者は知らず」ということわざは、本当に物事を深く理解している人は、それについてあまり多くを話さないことが多いが、逆にあまり理解していない人ほど、たくさん話す傾向があるという意味だよ。
例えば、あるテーマについて本当に深い知識を持っている専門家は、そのテーマについて話すとき、必要なことだけを簡潔に話すことが多いんだ。一方で、そのテーマをあまりよくわかっていない人は、自分の知識や意見を正当化しようとして、たくさん話すことがあるよね。
このことわざは、知識や理解が深ければ深いほど、そのことについては謙虚になり、言葉を選んで話すということを教えてくれるんだよ。また、多くを話すことが必ずしも理解の深さを示すわけではないという教訓も含まれているんだね。
「知る者は言わず言う者は知らず」の使い方




「知る者は言わず言う者は知らず」の例文
- 真に博識な人は知識をひけらかさないので、知る者は言わず言う者は知らずだ。
- 無知な人ほど、知る者は言わず言う者は知らずというようによくしゃべる。
- 知る者は言わず言う者は知らずといい、知らない人ほど知ったかぶりをしてよくしゃべる。
- 深く物事を知る者は、知る者は言わず言う者は知らずというようにみだりに口に出さないものだ。
- 知る者は言わず言う者は知らずというが、健太くんは自慢げに自分の知識を披露する愚か者だ。
























