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【しし食った報い】の意味と使い方や例文(語源由来)

しし食った報い

「しし食った報い」の意味(語源由来)

意味【ことわざ】
しし食った報い

【読み方】
ししくったむくい

【意味】
禁じられていることをしたために当然の報いを受けること。また、自分だけ良い思いをしたために受けなければいけない苦しみ。

「しし」は、イノシシ・シカ。その肉。
ことわざ博士
「しし食った報い」という表現はね、良いことがあった後で必ず受ける悪い結果のことを言うんだよ。

例えば、他人をだまして得をしたとしても、その後で何か悪いことが起こる、という意味があるんだね。

助手ねこ
あー、なるほどな!つまり、「楽しいことがあったら、そのあとには必ず何か厳しいことが待ってる」ってことやな。悪いことしたら、それ相応の報いがくるってことやね。

バレへんと思ってても、結局は何かしらの形でしっぺ返しがくる、ってことやな。やっぱり、ズルはできへんな~。

【語源・由来】
伊勢神宮ではイノシシやシカは忌まれていた。また、シカは宇佐・賀茂・春日の神の使いとして神聖視され、食べると神罰を受けるとされた。

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「しし食った報い」の解説

カンタン!解説
解説

「しし食った報い」っていう言葉はね、大きな利益や幸せを手に入れたけれど、それがちょっとズルい方法だったり、誰かに迷惑をかけたりして手に入れた時、そのあとで何か嫌なことやつらいことが起こるっていう意味なんだよ。

たとえばね、友達からおもちゃをうばっちゃって、自分だけが楽しい時があったとしよう。でも、その後でお母さんに叱られたり、友達とケンカになっちゃったりして、結局は嫌な思いをすることになるんだよ。それが「しし食った報い」っていうことわざで言っている「悪い報い」なんだ。

「しし」っていうのは、豪華なごちそうのことを指していて、それを食べることで一時的にはすごく幸せな気持ちになるけど、その後で何か悪いことが起こるという意味なんだよ。「報い」は、自分のしたことに対しての返事や結果のことを言うんだ。

だから、この言葉は、「ズルい方法で手に入れた幸せや利益は、後で必ず何か悪いことが起こって返ってくるよ」と教えてくれているんだね。正直で正しい方法で物事をすることの大切さを教えてくれる言葉なんだよ。

「しし食った報い」の使い方

健太
何でこんな目にあうんだ。
ともこ
しし食った報いよ。何で健太くんだけ先生にステーキをおごってもらえるのよ。
健太
その場に僕しかいなかったんだよ。
ともこ
電話で呼び出しなさいよ。気が利かないなー。
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「しし食った報い」の例文

例文
  1. リア充の僕はしし食った報いで、男子生徒に総スカンを食らった。
  2. 健太くんが雷に打たれて入院したが、しし食った報いだろう。不正に手を染めるからだ。
  3. 悪いことをするとしし食った報いを受けるからやめておいた方が良いよ。神様はちゃんと見ているんだ。
  4. 運が悪いのはしし食った報いじゃないかな。身に覚えがあるだろう。
  5. 体調が悪いのはしし食った報いだよ。あれだけ良い思いをしたんだから、それくらい当然だ。




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