「袖は長くとも手は伸ばされぬ」の意味(語源由来)
【ことわざ】
袖は長くとも手は伸ばされぬ
【読み方】
そではながくともてはのばされぬ
【意味】
人に見つかる心配が無くても、盗みはしてはならない戒め。
人のものを取るのは、絶対にやめといた方がええんやで。
袖が長くできていて人から見えなくても、他人の物に手を伸ばしてはいけないということ。
「袖は長くとも手は伸ばされぬ」の解説
「袖は長くとも手は伸ばされぬ」ということわざは、たとえ盗みをしても人に見つからない状況であっても、他人の物に手を出してはならないという教えを表しているんだよ。この言葉は、道徳的な行動を守ることの重要性を強調しているんだね。
この表現の「袖が長い」という部分は、文字通りには袖が長くて手が見えない様子を指しているけれど、比喩的には、盗みや不正行為をしても周囲に気付かれないような状況を意味しているんだ。つまり、他人から見えない場所であっても、不正行為や不道徳な行動を取るべきではないというメッセージを伝えているよ。
このことわざは、正直さや誠実さを保つこと、そして道徳的な原則に従うことの重要性を示しているんだ。たとえば、他人の物を盗む機会があっても、それを行わないことが正しい行動であるということなんだね。この言葉は、道徳や倫理を守ることの大切さを教えてくれるよ。このことわざは、正直であることの重要性と、道徳的な行動を取ることの価値を示しているんだ。
「袖は長くとも手は伸ばされぬ」の使い方
「袖は長くとも手は伸ばされぬ」の例文
- 誰も見ていないからと警察官が被害者宅の金銭を盗んだが、袖は長くとも手は伸ばされぬといい、それを破ると法で罰せられる。
- 金に困っても人のものに手を出すまい。袖は長くとも手は伸ばされぬと自分を戒める。
- 仕事が見つからず生活苦だが、袖は長くとも手は伸ばされぬと自分にストッパーをかける。
- 簡単高給料の文字にひかれたが、きっと闇バイトで強盗とかさせられる。袖は長くとも手は伸ばされぬと自制する。
- 火事場泥棒をする人の気が知れない。袖は長くとも手は伸ばされぬと戒めるべきだ。