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【頼めば越後から米搗きにも来る】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

頼めば越後から米搗きにも来る

「頼めば越後から米搗きにも来る」の意味(語源由来・類義語・対義語)

意味

【ことわざ】
頼めば越後から米搗きにも来る

【読み方】
たのめばえちごからこめつきにもくる

【意味】
頼み方ひとつで、どんな難しいことでもやってくれる人がいるものだ。

ことわざ博士
「頼めば越後から米搗きにも来る」ということわざは、心からのお願いをすると、たとえそれが困難なことであっても、人はやっぱり嫌とは言えないものだと教えてくれる表現なんだよ。
助手ねこ
ほんまやな。つまり、遠い越後からでも、米をつく手伝いに来てくれるくらいや。

真心を込めて頼むと、人ってなかなか断れへんもんやな。たとえ大変なことでも、頼まれてしまうと手伝わざるを得へん。それくらい、心からのお願いって力があるんやな。

【語源由来】
心を込めて頼めば、遠く越後から江戸までわざわざ米を搗きに来てくれる。

【類義語】
・頼めば信州から米搗きにも来る
・頼めば鬼も人食わず
・頼むと頼まれては犬も木へ上る

【対義語】
・頼めば乞食が馬に乗らぬ

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「頼めば越後から米搗きにも来る」の解説

カンタン!解説
解説

「頼めば越後から米搗きにも来る」っていうことわざは、誰かに真心からお願いすれば、その人は遠くからでも力を貸してくれるっていう意味なんだよ。

ここでの「越後」は、新潟県のことで、古い時代には結構遠い場所とされていたんだよね。「米搗き」っていうのは、お米をついて餅にすること。つまり、お願いが重くて大変な作業でも、遠くからでも来てくれるっていう意味だよ。

たとえば、友達が引っ越しの手伝いをしてほしいって頼んできたとき、その友達が遠くに住んでいても、本当に困っているんだっていう真剣なお願いなら、手伝いに行ってあげたくなるよね。それがこのことわざの意味なんだ。

だから、「頼めば越後から米搗きにも来る」っていうことわざは、「心から頼まれたら、遠くからでも助けに行く」っていう人の優しさと、頼む側の真心を表しているんだよ。

「頼めば越後から米搗きにも来る」の使い方

健太
協力要請をしたんだけど断られちゃった。
ともこ
上から目線で頼んだんじゃないの?頼めば越後から米搗きにも来るものよ。
健太
心を込めないとだめなんだね。
ともこ
こっちの都合でお願いするんだから当然よ。
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「頼めば越後から米搗きにも来る」の例文

例文
  1. 誠意をこめて頭を下げれば、頼めば越後から米搗きにも来るものだよ。
  2. 断られるのは君の頼み方がだめなんだろう。頼めば越後から米搗きにも来るから、お手本を見せてあげよう。
  3. 頭を地面にこすりつけんばかりにして頼めば、頼めば越後から米搗きにも来るように快く応じてくれるかもしれない。
  4. 頼み方ひとつで相手の対応は異なるよ。頼めば越後から米搗きにも来るというから、誠意を見せないとだめだろうな。
  5. 真心を込めてお願いした?メールでお願いしても心は伝わらないよ。頼めば越後から米搗きにも来るというから、菓子折りを持って直接お願いしに行った方がいい。

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