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【旅の犬が尾をすぼめる】の意味と使い方や例文(類義語)

旅の犬が尾をすぼめる

「旅の犬が尾をすぼめる」の意味(類義語)

意味

【ことわざ】
旅の犬が尾をすぼめる

【読み方】
たびのいぬがおをすぼめる

【意味】
自分のテリトリーで吠えるのに、見知らぬ旅先ではおびえ小さくなるように家の中では威勢よく威張るが、外に出ると意気地ないこと。

ことわざ博士
「旅の犬が尾をすぼめる」ということわざは、自分の領地や慣れ親しんだ場所では自信に満ちているが、未知の場所や外へ出ると自信がなくなる、という様子を描いているんだよ。
助手ねこ
ああ、それは「自分の地元や家でなら大きな声を出せるけど、知らないところに行くと尻尾を巻いてしまう」っていうことやな。

普段は元気いっぱいのワンちゃんでも、知らん場所に連れて行かれたら、怖くて尻尾をふらへんくなるんやな。それと同じで、人間も自分の得意な場所から離れると、元気がなくなっちゃうことがあるんやな。これは、未知のことに挑戦する勇気も大切やと教えてくれてるんやろな。

【類義語】
・我がかどで吠えぬ犬なし
うちの前の痩せ犬

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「旅の犬が尾をすぼめる」の解説

カンタン!解説
解説

「旅の犬が尾をすぼめる」っていうことわざはね、自分の得意な場所や環境では強気で自信満々なんだけど、外の世界に出ると途端に臆病になっちゃう人のことを表しているんだよ。

このことわざの「犬」はね、自分の家や庭、つまり自分の領域では自信に満ちて威勢よく尾を立ててるけど、旅先や知らない場所ではちょっと怖くて、尾をすぼめてしまうんだ。

たとえば、学校の友達の前ではいつも元気いっぱいで、リーダー的存在なんだけど、学校の外の新しい場所や人々の前では、ちょっと怖くて話すのもためらっちゃうような子を思い浮かべてみて。

だから、「旅の犬が尾をすぼめる」っていうことわざは、「自分の環境では強気だけど、知らない場所では臆病になる人」のことを言っているんだよね。

「旅の犬が尾をすぼめる」の使い方

ともこ
あれれー。健太くんが小さくなってる。
健太
他校にくると、何だか緊張するね。
ともこ
旅の犬が尾をすぼめるってやつね。みっともないなー。
健太
この姿を見られたら、自分の学校で大きな顔をすることはできないね。
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「旅の犬が尾をすぼめる」の例文

例文
  1. いつもは威張っているのに、外では旅の犬が尾をすぼめるような、借りてきた猫のような有り様だ。
  2. 普段の威勢はどうしたとからかいたくなるくらい、旅の犬が尾をすぼめるようにおとなしい。
  3. 常連客として、この店では大きな顔をしているが、他の店では旅の犬が尾をすぼめるように鳴りを潜める。
  4. 俺様で自己中心的な健太くんが、置物のように大人しいからびっくりした。まさに、旅の犬が尾をすぼめるというやつだった。
  5. 家では亭主関白なのに、私の実家に来ると旅の犬が尾をすぼめるように小さくなり存在感を消している。

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