「大病に薬なし」の意味(語源由来)
【ことわざ】
大病に薬なし
【読み方】
たいびょうにくすりなし
【意味】
状況があまりに悪化すると手の施しようがないということ。


まあ、そうなることはなるべく避けたいもんやけど、たまには手の施しようがない状況に直面することもあるやろうな。そんなときは、諦めるしかないかもしれへんねんけど、新たな道を見つけることもあるかもしれへんから、あきらめずにがんばってみる価値はあるやろうな。
【語源由来】
病の症状が悪化すると治す薬がないという意から。
「大病に薬なし」の解説
「大病に薬なし」は、状況が極めて悪化すると、手立てや解決策が存在しないことを指しているんだ。具体的には、病気の症状が悪化してしまうと、それを治療するための適切な薬や治療法がないという意味合いだよ。
このことわざは、問題や課題が進行し、深刻化してしまうと、それを解決するための手段や対策がなくなってしまうことを警告しているんだ。
例えば、ある疾病が進行して重篤化し、既存の医療手段や薬物療法が効果を示さない場合、その状態を改善する手段が限られてしまい、治療が困難となることがあるんだ。
このことわざは、問題や困難が生じたときに早めに適切な対策や手段を講じることの重要性を示しているよ。問題が深刻化してからでは手遅れとなることを避けるために、事態の早期対応や予防が必要であるという教えを伝えているんだ。
「大病に薬なし」の使い方




「大病に薬なし」の例文
- 組織内の風通しが悪いままなんの対処もしなかったため、大病に薬なしという状態にまで悪化した。
- 健太くんの忘れ物癖はもう治せない。大病に薬なしだ。
- 日本経済はボロボロで、大病に薬なしでどうしようもできない。
- 大病に薬なしというが、犯罪者の更生は難しい問題だ。
- 病気も物事も早期発見が大事なのに、見て見ぬふりをしてきた結果、大病に薬なしという手の施しようがない状況に陥った。























