【多々益々弁ず】の意味と使い方の例文(類義語・対義語・英語訳)

【ことわざ】
多々益々弁ず

【読み方】
たたますますべんず

【意味】
数は多ければ多いほど、都合がよいということ。
また、しなければならないことが多いほど、うまく処理をするということ。

【語源・由来】
「弁ず」は、処理するということ。

「漢書(かんじょ)」韓信(かんしん)より。
漢の名臣韓信が、高祖(こうそ)劉邦(りゅうほう)に対して、「臣の如(ごと)きは、多多益(ますます)辦(べん)ずるのみ」
私は兵が多ければ多いほど、うまく使いこなします。
と、誇ったという故事に基づいている。

【類義語】

【対義語】

【英語訳】
It is convenient if there are more things.

「多々益々弁ず」の使い方

健太
昨日の彼の働きはすばらしかったよね。
ともこ
彼がいなければ、あれほどの大人数をまとめることはできなかったと思うわ。
健太
本当にそうだと思うよ。
ともこ
彼の管理能力は、多々益々弁ずということね。

「多々益々弁ず」の例文

  1. 多々益々弁ずだ。この際一挙に社員を増やすことにしよう。
  2. 彼女の管理能力は、多々益々弁ずというところがあって素晴らしい。
  3. 多々益々弁ずというように、店舗を増やしてはどうだろう。
  4. 彼は大勢の人をまとめる能力が抜群に優れている。多々益々弁ずということだろう。
  5. 次の戦にはできるだけ多くの人を集めなければならない。多々益々弁ずだよ。
「多弁」という意味で使うのは誤りなので注意が必要。
「彼は多々益々弁ずというように、話を続けている。」と使うのは誤り。

まとめ

「多々益々弁ず」と答えた韓信という人物は、とても自信にあふれていたのではないでしょうか。
そして、その韓信に劉邦が「それではなぜ私の下にいるのか」と尋ねたところ、韓信は「私は兵の上に立つことができますが、陛下は将の上に立つことができます」と答えたとされています。
韓信は、自分の立場をわきまえていて、そこでしっかりと能力を発揮する素晴らしい家臣だったのではないでしょうか。

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