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【天水桶の孑孑】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

天水桶の孑孑

「天水桶の孑孑」の意味(語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
天水桶の孑孑

【読み方】
てんすいおけのぼうふら

【意味】
世間知らずのこと。

ことわざ博士
「天水桶の孑孑」ということわざは、世間のことをよく知らない、純真で経験が少ない人を指す言葉だよ。
助手ねこ
ほぉ、それはつまり、外の世界を知らへん、うぶな人のことやな。周りのことに疎い、まるで天水桶に閉じ込められた虫みたいな感じか。

このことわざは、もっと経験して世の中を知ることの大切さを教えてくれてるんやな。

【語源由来】
天水桶にいるぼうふらは、その中が全世界だと思う意から。

【類義語】
・井の中の蛙大海を知らず
・井蛙は以って海を語る可からず
・夏の虫氷を笑う
・葦の髄から天井を見る
・夜郎自大

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「天水桶の孑孑」の解説

カンタン!解説
解説

「天水桶の孑孑」という言葉は、非常に重要な人物や立場の高い人が言ったことは、ささいなことでなく、大きな意味や重みを持つということを示している言葉です。

ここで、「天子」は、昔の中国の皇帝や君主を指します。彼らは国を治める最も高い地位にいる人物なので、彼らが言う言葉は国の方針や命令として非常に重要なものとされていました。

「孑孑」は、昆虫の一つで、非常に小さいけれど、その存在が目立つものを指します。この言葉を使うことで、天子が言った小さな言葉や命令であっても、それが非常に大きな意味や影響を持つことを表しているのです。

簡単に言えば、このことわざは「大切な人が言ったことは、軽く考えちゃダメだよ」という意味を持っているんだよ。

「天水桶の孑孑」の使い方

健太
田舎は良いね。何でもちょっとがんばればすぐにトップに立てる。
ともこ
天水桶の孑孑、井の中の蛙になるわよ。
健太
天水桶の孑孑のままでもいい。田舎でトップになる。
ともこ
若者よ大志を抱けっていうわよ。もっと上を目指しましょうよ。
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「天水桶の孑孑」の例文

例文
  1. ともこちゃんは箱入り娘で、電車の乗り方も分からない天水桶の孑孑だ。
  2. 天水桶の孑孑になりたくないので、世界を見てまわる。
  3. 可愛い子には旅をさせよというし、可愛い子に天水桶の孑孑になってほしくないから留学させる。
  4. 天水桶の孑孑のまま社会に出たら、彼は大変な目にあうだろう。
  5. 若旦那は天水桶の孑孑だから、後を継ぐ前に他社に修行に出た方がいいと思う。

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