「小さく生んで大きく育てる」の意味（語源由来・類義語・英語訳）
【ことわざ】
小さく生んで大きく育てる
【読み方】
ちいさくうんでおおきくそだてる
【意味】
ものごとは小さく始めて、だんだんと大きく育てることが着実でよいというたとえ。
最初から大きなことを目指すのもええけど、小さいところから丁寧に育てることで、より強いものができるっていうのを教えてくれる言葉やわ。
【語源・由来】
小さい赤ん坊を生んだほうが出産が楽で、その後大きく育てると賢明だということから。
【類義語】
・小さく生んで大きく育てろ（ちいさくうんでおおきくそだてろ）
【英語訳】
It is said to be a child’s delivery.
「小さく生んで大きく育てる」の解説
「小さく生んで大きく育てる」という言葉は、子育てや事業など、何事も最初は小さく始めて、徐々に大きく育てていくことが賢明だという教訓を表しているんだ。子どもについては、小さな赤ちゃんとして生まれた子を丁寧に育て、健やかに大きくすることの大切さを示しているよ。一方で、事業においては、最初は小規模で始めて基礎を固め、徐々に規模を拡大し成功へと導くという意味があるんだ。
この言葉は、何事も根気よく、着実に取り組むことの重要性を教えているよ。最初から大きなことを成し遂げようとせず、小さな成功から始めて徐々に築き上げていくことが、最終的には大きな成果につながるという考え方なんだ。それは、物事を焦らずに一歩一歩進めることで、より確かな成長や発展を遂げることができるということを示しているんだね。
「小さく生んで大きく育てる」は、子育てや事業運営だけでなく、あらゆる目標や計画においても、最初は小さく謙虚に始めて、時間をかけて大きなものに育てていくという普遍的な教訓を伝えているんだ。それは、長期的な視野と持続可能な発展の重要性を強調しているんだ。
「小さく生んで大きく育てる」の使い方
「小さく生んで大きく育てる」の例文
- 小さく生んで大きく育てるというように、自宅で始めたお店が、今では市内に何件も店を構えるようになった。
- 大きな儲けを得たいと思い、大きな会社にばかり営業に回っていたけれど、小さく生んで大きく育てることが大切だと指導を受けた。
- 投資を始めたけれど、小さく生んで大きく育てることが重要だと思う。
- すぐにたくさんの利益は期待できないけれど、小さく生んで大きく育てることを大切にして仕事をしている。
まとめ
小さく生んで大きく育てるというように、物事は小さく始めて大きく育てることが理想ですね。
しかし、実際に赤ん坊は小さく産もうと思って、小さく産めるわけではないのではないでしょうか。
また、小さく産んだからといって楽ということでもないのではないでしょうか。
著書
逆引き検索
