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【智は疑わしきを闕くより大なるは莫し】の意味と使い方や例文(出典)

智は疑わしきを闕くより大なるは莫し

「智は疑わしきを闕くより大なるは莫し」の意味(出典)

意味

【ことわざ】
智は疑わしきを闕くより大なるは莫し

【読み方】
ちはうたがわしきをかくよりだいなるはなし

【意味】
知識にとって一番大事なことは、はっきりしない疑わしいことを思い切って捨て去ることだ。

「闕く」は、取り去る。
ことわざ博士
「智は疑わしきを闕くより大なるは莫し」ということわざは、知識を身につける上での重要なポイントとして、明確でない疑わしい情報や考え方は、思い切って捨て去ることが重要だという意味があるんだよ。

つまり、確実な知識を得るためには、不確かなものは避けることが大切だという教えだね。

助手ねこ
そうか、それはつまり、頭の中をスッキリさせるためには、ちょっとでも怪しいと思った情報や考えはサッパリと捨て去ることが大事やってことやな。

確かなことだけを頭に入れて、不確かなものは遠ざける。そうすれば、頭が混乱せずに、ちゃんとした知識が身につくんやな。知識を得る時には、はっきりしたものだけを選んで、あやふやなものは避ける、それが一番大切やってことを教えてくれてるんやな。

【出典】
説苑ぜいえん

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「智は疑わしきを闕くより大なるは莫し」の解説

カンタン!解説
解説

「智は疑わしきを闕くより大なるは莫し」っていう言葉は、要するに「知識や学びにおいて、一番大事なのは、はっきりとしない、怪しいと思うことを思い切って捨てることだよ」っていう意味だよ。

たとえば、学校で勉強するときに、ちょっと怪しいと思う情報や誤った知識をそのまま頭に入れてしまうと、それが間違ったまま覚えてしまうことになるよね。だから、間違いそうな情報は確認して、本当に正しい情報だけを学ぶことが大事なんだ。

この言葉は、説苑ぜいえんという古い中国の書物から来ているんだ。説苑は、昔の賢人たちの言葉や教えを集めたもので、たくさんの人々に大切な知識や考え方を伝えてきたんだよ。それからも、自分が学ぶことは正しい情報かどうかを確認することの大切さを、この言葉は教えてくれているんだね。

「智は疑わしきを闕くより大なるは莫し」の使い方

健太
ネットに書いてあったんだけどさ…。
ともこ
智は疑わしきを闕くより大なるは莫しっていうから、不確かなネット情報は信じない方が良いわよ。
健太
そうなの?
ともこ
誤字脱字が多いし、さらっと参考程度に見るくらいがちょうどいいわよ。
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「智は疑わしきを闕くより大なるは莫し」の例文

例文
  1. 先生だって間違える。おかしいなと思ったら徹底的に調べ、智は疑わしきを闕くより大なるは莫しというように、怪しい点を失くす。
  2. 智は疑わしきを闕くより大なるは莫しというから、広辞苑を常に持ち歩いている。
  3. 母はUFJとUSJを間違えて覚え、未だに間違える。間違えたまま覚えると覚え直すのが大変である。だから、智は疑わしきを闕くより大なるは莫しと考え、確かなことだけを学ぶようにする。
  4. 不確かな知識の上に新しい知識を重ねても矛盾が生じ、確かな学びとならない。智は疑わしきを闕くより大なるは莫しというから、不確かなことは切り捨てねばならない。
  5. 学ぶ上で、分からないことやはっきりしないことは早めにはっきりさせておいたほうがいい。智は疑わしきを闕くより大なるは莫しというように、はっきりしないことは学びの支障になる。

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