「時の用には鼻を欠け」の意味(類義語)
【ことわざ】
時の用には鼻を欠け
【読み方】
ときのようにははなをかけ
【意味】
緊急事態には、鼻を削ぐような手段をとっても良い。緊急時には手段を選ぶ余裕がないということ。
「時の用には鼻」「時の用には鼻を削げ」ともいう。
「時の用には鼻を欠け」ということわざは、どんな手段を使っても問題解決をしなければならない緊急の場面では、普段避けたい方法でも取ることが許されるという意味を持っているんだよ。
あー、それは、困った時や大変な時には、普段は考えられへんようなことでもやってしまうことがあるんやな。
まあ、ピンチの時はどんな方法でもいいから、早く問題を解決したいって気持ちになるもんな。鼻を欠けるって、結構大胆な行動やけど、そこまでして何とかしようっていう気迫を感じるわ。
【類義語】
・苦しい時は鼻をも削ぐ
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「時の用には鼻を欠け」の解説
カンタン!解説
「時の用には鼻を欠け」という言葉は、緊急の時や本当に困った時には、普段は考えられないような手段でも使ってしまう、という意味だよ。
言葉の中に「鼻を欠け」という部分があるけど、普段は絶対に鼻を削るなんて考えられないよね。でも、ものすごく困った状況や緊急の場面で、その困難を乗り越えるためには、普段考えられないようなこともやってしまう、っていう意味が込められているんだ。
つまり、大変な時には、ちょっと過激な手段をとっても仕方がない、ということを教えているのがこの言葉なんだよ。
「時の用には鼻を欠け」の使い方
この壁を蹴破って進みましょう。
壁を蹴破っていいの?
時の用には鼻を欠けっていうわよ。緊急事態なんだからしょうがない。
緊急時で急いでいるからしょうがないような気もするけど、気が引けるな。
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「時の用には鼻を欠け」の例文
- 時の用には鼻を欠けというけど、緊急時だからって人を傷つけては駄目だよ。やり過ぎだ。
- 緊急事態が起きると、人は自分のことしか考えられなくなり、時の用には鼻を欠けというように平時ではありえない手段をとることがある。
- 法に触れるか触れないかのぎりぎりグレーゾーンだが、時の用には鼻を欠けという。致し方ない。
- こんなに事態が切迫している時に、きれいごとなんて言ってられない。時の用には鼻を欠けだ。
- 時の用には鼻を欠けというが、緊急の時にはどんな手段を用いてもいい。自分の命最優先で戻ってこい。