「取り道あれば抜け道あり」の意味(語源由来)
【ことわざ】
取り道あれば抜け道あり
【読み方】
とりみちあればぬけみちあり
【意味】
規律や法律をきびしくすれば、抜け道を考えるのも巧妙になるということ。
「取り道あれば抜け道あり」ということわざは、法律やルールをどれだけ厳しく設けても、人々はそれを逃れる方法や抜け道を考え出す、という意味があるんだよ。
ほんまやな。ルールが厳しくなればなるほど、人は逃れる方法を考えるもんやね。
それでまたルールを厳しくする、そしてまた抜け道を探す…。ほんま、終わらない追いかけっこや。世の中、面白いわ~。
【語源由来】
獲物をとるのに良い道がある一方、獲物にも逃げる抜け道があるということ。
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「取り道あれば抜け道あり」の解説
カンタン!解説
「取り道あれば抜け道あり」っていう言葉は、たとえば、ルールや法律がすごく厳しくなっても、そのルールや法律からうまく逃れる方法を考える人がいるよ、っていうことを伝えているんだ。
考えてみてね、学校でテストがあるとき、先生が「カンニングしちゃダメ」と言っても、うまくカンニングしようとする子がいたりするでしょ。それと同じで、大きなルールや法律でも、それを避ける方法を考える人がいるんだよ。
実はこの言葉、昔の猟師と動物の話から来ているんだ。猟師が動物を捕まえるための道筋を作ると、動物も逃げるための道筋を見つけるんだ。だから、ルールを作る側と、そのルールから逃れようとする側がいつもいるんだよ。このぐらいの関係って、まるで「いたちごっこ」みたいだね。それがこの言葉の意味なんだよ。
「取り道あれば抜け道あり」の使い方
節税って違法じゃないんだね。
お金持ちが節税したら、しわ寄せが貧乏人に来るわよね。
取り道あれば抜け道ありってやつだね。
これ以上貧乏人から搾取しないでほしいんだけどな。
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「取り道あれば抜け道あり」の例文
- これはグレーゾーンだから検挙される危険性はない。取り道あれば抜け道ありだな。
- 取り道あれば抜け道ありというように、取り締まる側と取り締まられる側のいたちごっこだ。
- ずる賢い人は取り道あれば抜け道ありというように、法の隙をぬってもうけるからすごい。
- 校則をきびしくしても、取り道あれば抜け道ありというように、生徒は抜け道を考え出すものだ。その頭の回転を勉学に生かしてくれればいいのにな。
- 取り道あれば抜け道ありというように、法律をきびしくしても無駄なので、全国民のモラルの向上が不可欠だ。