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【灯心で須弥山を引き寄せる】の意味と使い方や例文(類義語)

灯心で須弥山を引き寄せる

「灯心で須弥山を引き寄せる」の意味(類義語)

意味

【ことわざ】
灯心で須弥山を引き寄せる

「灯心で盤石」ともいう。

【読み方】
とうしんでしゅみせんをひきよせる

【意味】
細く柔らかい灯心で高く大きな山を引き寄せるように、不可能なこと。とうてい力が及ばないこと。

ことわざ博士
「灯心で須弥山を引き寄せる」ということわざは、非常に小さなものでとても大きなものを動かそうとするような、実際には不可能な行為を指すんだよ。

これは、力が全く及ばないことを強調して表現するたとえなんだ。

助手ねこ
あのな、考えてみ?灯心って細いやつで、須弥山ってデカイ山やろ?そんなもんでデカイ山を引っ張ろうとしたら、絶対無理やん。

つまり、できそうにないことに挑むってことやな。実際にはムリやりやったところで、うまくいくわけないってことを教えてくれるんやな。これ、考える前に行動する人への警告やな。

【類義語】
・灯心で竹の根を掘る
・灯心で首をくくる
・灯心で鐘を撞く

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「灯心で須弥山を引き寄せる」の解説

カンタン!解説
解説

「灯心で須弥山を引き寄せる」っていう言葉は、まぁ、本当にできないことを表してるんだよ。考えてみてね、灯心っていうのは、ランプに使われる細くて小さい部分だよね。

それで、須弥山っていうのは、伝説の中のすごく巨大な山のこと。だから、灯心でそんな巨大な山を引き寄せるなんて、絶対に無理じゃない?

この言葉を使うと、とても小さい力や手段で、大きなことをしようとするのは無理だってことを、強調して伝えることができるんだ。要するに、とても力が及ばなくて不可能なことを指して使う表現なんだよ。

「灯心で須弥山を引き寄せる」の使い方

健太
僕の能力では、灯心で須弥山を引き寄せるようなものだ。
ともこ
健太くんの能力では無理よね。
健太
じゃあ、ともこちゃんならできるっていうの?
ともこ
私なら楽勝よ。
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「灯心で須弥山を引き寄せる」の例文

例文
  1. 今の僕では、灯心で須弥山を引き寄せるように力及ばないが、二年後の僕ならまた結果は違うだろう。
  2. 健太くんは、灯心で須弥山を引き寄せるごとく大それたことをしては、失敗している。
  3. できる限りのことはしたが、灯心で須弥山を引き寄せるように力及ばず無理だった。
  4. 君には彼を説得できないだろう。灯心で須弥山を引き寄せるようなものだ。
  5. 君が社長になって日本経済を動かすなんて、灯心で須弥山を引き寄せるように無理だろう。




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