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【灯心で鐘を撞く】の意味と使い方や例文(類義語)

灯心で鐘を撞く

「灯心で鐘を撞く」の意味(類義語)

意味

【ことわざ】
灯心で鐘を撞く

【読み方】
とうしんでかねをつく

【意味】
細く柔らかい灯心で鐘をつくことなどできないように、絶対不可能なこと。

ことわざ博士
「灯心で鐘を撞く」ということわざは、努力がどれだけあっても結果が出ない、または不可能なことを示しているんだよ。

実際に灯心で大きな鐘をたたいても音はしないから、効果が無い行為の例えとして使われるんだ。

助手ねこ
えー、それは面白いな。灯心でデカイ鐘を叩いたって、もちろん音なんてしないよな。つまり、やっても無駄なこと、またはできないことをやろうとするのが「灯心で鐘を撞く」ってことやな。

やる前からわかってるのに、意味のないことをするってわけや。これは、ちゃんと考えて行動することの大切さを教えてくれる言葉やな。

【類義語】
・灯心で竹の根を掘る
・灯心で首をくくる
・灯心で須弥山しゅみせんを引き寄せる

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「灯心で鐘を撞く」の解説

カンタン!解説

解説
「灯心で鐘を撞く」っていう言葉はね、実際にやろうと思ってもうまくいかない、または効果が全くないってことを示すたとえなんだよ。

考えてみて、柔らかい灯の心(あの細くて柔らかい部分)で大きな鐘を叩こうとしても、音なんて全然鳴らせないよね。だから、この言葉を使うと、無理だったり、効果がないことを強調して伝えられるんだ。

つまり、「灯心で鐘を撞く」とは、無理なことや、期待しても結果が出ないことを言いたい時に使う表現なんだよ。

「灯心で鐘を撞く」の使い方

ともこ
健太くんの夢は?
健太
ノーベル賞受賞だね。
ともこ
灯心で鐘を撞くようなものね。
健太
今の成績じゃ無理だけど、物理や化学に目覚めるかもしれないよ。
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「灯心で鐘を撞く」の例文

例文
  1. 足腰の弱い私に富士登山は、灯心で鐘を撞くごとく不可能なことだ。
  2. 食べることが大好きな私にとって、断食は灯心で鐘を撞くように難しく不可能なことなんです。
  3. 敵対しているあの国の和平交渉は、灯心で鐘を撞くようなものだ。
  4. 火山の噴火を止めるのは、灯心で鐘を撞くみたいに無理だよ。
  5. 死んだ人を生き返らせるのは灯心で鐘を撞くように不可能で、神の領域だ。

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