「月夜に提灯も外聞」の意味(語源由来)
【ことわざ】
月夜に提灯も外聞
【読み方】
つきよにちょうちんもがいぶん
【意味】
不必要なことでも、世間への見栄のために必要なこともある。
「月夜に提灯も外聞」ということわざは、実際には不要なことでも、社会的な見え方や評判のためには必要な場合があるということを表しているんだよ。
ほんまやな、これは。つまり、「実際にはいらないけど、みんなの前ではそれが必要になることもある」ってことやな。
月夜でも提灯を持つっていうのは、明るくて見えてるのにわざわざ明かりをつけるって意味やけど、それが他人から見た時の印象とか、評価とかに影響することがあるから、やっぱり大切やな。
【語源由来】
明るい月夜に提灯をともして歩くような無駄なことも、外聞のためにはやむを得ない。
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「月夜に提灯も外聞」の解説
カンタン!解説
「月夜に提灯も外聞」っていうことわざはね、本当は必要じゃないことでも、他の人たちに見られるためには必要な場合があるよ、っていう意味だよ。
例えばね、お友達が遊びに来るからって、普段はあまり片付けない部屋をきれいにするとか、外で食事をするときに、普段はあまり気にしないマナーを守るとか、そういうことだよ。
このことわざの「月夜に提灯」は、月明かりが明るい夜に提灯(ちょうちん)を持つことを指していて、本来は提灯は必要ないんだけど、見かけ上、提灯を持つことで周りから見て礼儀正しく見える、っていう意味なんだよ。だから、「月夜に提灯も外聞」は、実際には必要じゃないけど、他人からどう見られるかを考えると必要になることを示しているんだね。
「月夜に提灯も外聞」の使い方
ジャケットは必要?暑いんだけど。
月夜に提灯も外聞よ。不要でも、マナーとしては必要なのよ。
マナーって面倒だな。法律違反じゃないんだから良いじゃないか。
マナーがあるから秩序が守られるのよ。
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「月夜に提灯も外聞」の例文
- 月夜に提灯も外聞というが、それくらい世間体は生きる上では大事なことだ。
- コンビニに行くだけだが、小綺麗にしていく。月夜に提灯も外聞だ。
- 別に塀を修繕しなくても不便はないが、月夜に提灯も外聞というからなおすとしよう。
- QRコード決済をするから財布はいらないのだが、紳士として持ってないといけないと妻が言うので、月夜に提灯も外聞と考え持ち歩いている。
- 本当ははだしで歩きたいくらいだが、月夜に提灯も外聞だから「変わった人」と後ろ指さされないよう靴を履いて歩く。