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【月夜に釜を抜かれる】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

月夜に釜を抜かれる

「月夜に釜を抜かれる」の意味(語源由来・類義語)

意味
【ことわざ】
月夜に釜を抜かれる

【読み方】
つきよにかまをぬかれる

【意味】
ひどく油断することのたとえ。

ことわざ博士
「月夜に釜を抜かれる」という言葉は、明るい月夜のような、本来ならば何かが起こりにくいと思われる状況でさえ、油断していると大切なものを盗まれるということを意味するたとえだよ。
助手ねこ
そうか、月夜に釜を抜かれるって、油断してるといつの間にか大事なものを失うってことか。明るい月夜のように安全だと思ってるときこそ、気を抜いてしまいがちやもんな。でも、そういうときほど注意が必要やってことやな。

いつでもどんな状況でも、ちゃんと周りを見て、気をつけておかなアカンね。油断は禁物やな。常に用心深くいることが大事やね。

【語源・由来】
明るい月夜に大事な釜を盗まれる意から。江戸や上方の「いろはかるた」の一つ。

【類義語】
鳶に油揚げを攫われる(とびにあぶらあげをうばわれる)

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「月夜に釜を抜かれる」の解説

カンタン!解説
解説

「月夜に釜を抜かれる」という表現は、明るい月夜に釜が盗まれることから来ているんだ。これは、非常に油断が大きい状態や、起こりえないと思われることが実際に起こることをたとえている言葉なんだよ。

月夜は通常、明るくて物事がはっきりと見えるため、盗まれるような状況とは思われない。にもかかわらず、釜が盗まれるという事態は、人が油断しているか、警戒が不十分であることを示しているんだ。たとえば、盗みが起こりそうにない明るい場所で物が盗まれる、または安全だと思われる状況でトラブルが起こるといった場合に、この言葉が使われることがあるよ。

このことわざは、どんなに安全だと思われる状況でも、常に警戒心を持って行動することの重要性を教えてくれる。また、予期せぬ事態がいつでも起こり得ることを忘れず、用心深くあるべきだという教訓を含んでいるんだね。それは、過信や油断が思わぬ失敗や問題を引き起こす可能性があることを示唆しているんだ。

「月夜に釜を抜かれる」の使い方

健太
また傘をなくしちゃった。
ともこ
どうして?
健太
昨日雨だったから児童館で遊んでたら、帰るときに晴れてて、忘れきたんだ。今電話したらないって。
ともこ
月夜に釜を抜かれるね。でも、困った人が使ったかもしれないから戻ってくるかもよ。
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「月夜に釜を抜かれる」の例文

例文
  1. 工事現場に置いてあった小型ドーザーが盗まれた。月夜に釜を抜かれたか。
  2. 月夜に釜を抜かれるとはいっても、電柱にのぼって電線を盗んでいくなんてとんでもないな。
  3. 盗む方は悪いけど、月夜に釜を抜かれるといって盗まれるほうもスキを見せないようにしましょう。
  4. また、収穫前のリンゴを盗られた。月夜に釜を抜かれることがないよに警戒していたのに。

まとめ

今晩の月の明るさの目安として1から30の数字でしめされた月齢(げつれい)というものがあります。正確に知るためには理科年表を見てください。簡易計算方法でいうと2017年は月+日-1=月齢です。例えば10月18日だと月齢は27です。27だと相当暗い夜で星座を見るには良い夜です。10月25日のように計算式で34となった場合には30を引いた4が月齢です。月齢が15で雲がなければ懐中電灯がなくても野山でも相当遠くまで見えますので、密林以外であれば日中と同じように行動できます。逆に30付近では、森林の中に入ると自分の手も見えないほど暗くなります。月齢を知っていると、星を楽しむとき、キャンプを楽しむときなどに便利ですよ。





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