「綱渡りより世渡り」の意味
【ことわざ】
綱渡りより世渡り
【読み方】
つなわたりよりよわたり
【意味】
綱渡りはとても危険で難しいが、その綱渡りより世渡りのほうが大変で難しいということ。
まあ確かに、綱渡りは危険やけど、練習して技術を身につければ何とかなるけど、人間関係や世の中のことは、いつも変わるし、一筋縄ではいかないもんな。これは、人間関係の複雑さや、世渡りの難しさを教えてくれてるんやな。
「綱渡りより世渡り」の解説
「綱渡りより世渡り」っていうことわざは、綱渡りはとても危険で難しいけれど、それよりも人間関係や社会でうまくやっていくこと、つまり「世渡り」の方がもっと難しいっていう意味だよ。
綱渡りっていうのは、細い綱の上をバランスを取りながら渡る大変な技のことだよね。でも、それよりも難しいのが「世渡り」、つまり社会でうまく生きていくことだよ。
たとえば、友達と上手くやっていくこと、学校の先生と上手くコミュニケーションを取ること、または働きながら人間関係を築いていくことなどがそれに当たるよ。これらは、時には綱渡りよりも難しく感じることがあるよね。だから、「綱渡りより世渡り」っていうことわざは、人間関係や社会生活でうまくやっていくことの難しさを教えているんだよ。
「綱渡りより世渡り」の使い方
「綱渡りより世渡り」の例文
- 綱渡りより世渡りというが、引きこもりになるくらいに世渡りは難しい。
- 数学は答えが出るが、世渡りは答えがない。綱渡りより世渡りというように難解で困る。
- 綱渡りは一朝一夕にできるものではないが、綱渡りより世渡りといって、世渡りはなお難しい。
- 社会に出たら学歴ではなく、世渡り上手が出世していくものだから、綱渡りより世渡りとあきらめて投げ出してはいけない。
- 多くの人にとっては綱渡りより世渡りだが、健太くんは生来の人たらしなので全く苦に感じないようだ。