「沈丁花は枯れても芳し」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
沈丁花は枯れても芳し
【読み方】
じんちょうげはかれてもかんばし
「沈丁花」は、「ちんちょうげ」とも読む。
【意味】すぐれたものは最後までその価値や魅力を失わないということ。
へぇ、そんなことわざがあるんやな。つまり、「本当に優れているものは、時間が経っても価値を失わない」ってことやな。沈丁花のように枯れても香りが残るように、本質的な素晴らしさを持つものは、どんな状況でもその価値を保つんやね。
この言葉は、真に価値のあるものや人は、時が経っても変わらない本質を持っていることを教えてくれてるんや。外見が変わっても、本質的な価値は変わらへんってことやな。
【語源・由来】
沈丁花は枯れてもよい香りがすることから。
【類義語】
・腐っても鯛
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「沈丁花は枯れても芳し」の解説
カンタン!解説
「沈丁花は枯れても芳し」という言葉は、元来優れているものは、盛りを過ぎてもその本質的な価値を失わないという意味を持っているんだよ。
この表現は、沈丁花(ちんちょうげ)という花が、枯れてもなお良い香りを漂わせることから来ているんだね。沈丁花は、生きているときだけでなく、枯れた後もその香りを保つことで知られている。この特性を用いて、本質的な価値や資質は時間が経っても変わらないことを表現しているんだ。
たとえば、年を取っても変わらない魅力や才能を持つ人、あるいは時代が変わっても色褪せない芸術作品や文学作品などにこの言葉を当てはめることができるよ。どんなに外見が変わろうとも、その内面の価値や質は変わらないことを「沈丁花は枯れても芳し」ということわざで表現しているんだね。
このことわざは、真の価値や質は時間が経っても変わらないということを教えてくれる言葉なんだ。
「沈丁花は枯れても芳し」の使い方
ともこちゃんは年をとってもキュートなおばあちゃんになるんだろうね。
未来のことは分からないわ。
沈丁花は枯れても芳しというもん。そのままきれいなおばあちゃんになるよ。
そうだといいなあ。
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「沈丁花は枯れても芳し」の例文
- ゴッホの作品は沈丁花は枯れても芳しというように、その魅力は時を経ても色褪せない。
- 引退してからしばらくたつが、その技術は沈丁花は枯れても芳しの如し見事なものだった。
- 良い品は沈丁花は枯れても芳しなので、高価でも長く使うことができる。
- あっという間に事件を解決してしまった祖父だが、さすが元刑事。昔取った杵柄で、沈丁花は枯れても芳し、衰え知らずだ。
- 名建築は沈丁花は枯れても芳しというように、時代を越えて人々を魅了する。
沈丁花(ジンチョウゲ)は枯れても香りが残るように、本来の素晴らしさを持つ人や物は、時間が経ってもその本質的な価値を保つということを表しているんだね。