「杖とも柱とも頼む」の意味(語源由来)
【ことわざ】
杖とも柱とも頼む
【読み方】
つえともはしらともたのむ
【意味】
非常に頼りにする、全面的に頼りにすることのたとえ。
「杖とも柱とも頼む」という言葉は、何かを全面的に頼りにし、支えにする様子を表すたとえだよ。
なるほど、それは大きな信頼を置いてるってことやな。杖や柱に頼るように、何かや誰かを頼りにして、その支えがないと困るほどになってるってことか。
人間関係や仕事などで、そんなに頼りにされるって、それはそれで重要な役割を担ってるってことやろうし、信頼されてる証拠やな。ただ、あまりにも頼りすぎると、その杖や柱がなくなったときに困るから、バランスを取るのも大事やね。
【語源由来】
人や建築物を支えるたいせつなものであることから。
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「杖とも柱とも頼む」の解説
カンタン!解説
「杖とも柱とも頼む」という表現は、何かや誰かを全面的に信頼し、頼りにする様子を表すたとえ言葉だね。文字通りには、杖や柱に体を預けるように、完全に支えにしてしまうという意味だよ。
このことわざでは、杖は歩行を助けるために使われる道具であり、柱は建物を支える重要な構造物を指している。どちらも支えとなるもので、これに頼ることで安定や安心を得ることができる。したがって、「杖とも柱とも頼む」とは、何かや誰かをそのように強く頼りにし、その支えがなければ成り立たないほど信頼している状態を示しているんだ。
この言葉は、特に誰かが他の人に大きく依存している場合や、ある事物が非常に重要で欠かせないと感じる場合に使われる。また、信頼や依存の度合いが非常に高いことを強調する時にも用いられるんだね。この表現は、人間関係や特定の事象において、支えとなるものの重要性を示しているよ。
「杖とも柱とも頼む」の使い方
健太くん、どこに行くの?
おじいちゃんとおばあちゃんの家に向かっているんだよ。おじいちゃんとおばあちゃんは、僕を杖とも柱とも頼んで暮らしているから、掃除とかできることがないか頻繁に会いに行っているんだよ。
へえ。健太くんはえらいのね。
えへん!見直したでしょう?
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「杖とも柱とも頼む」の例文
- 杖とも柱とも頼むお母さんが入院してしまい、家族みんなで途方に暮れているんです。
- 父と母は、一人息子である僕を杖とも柱とも頼んでいたので、遠い海外で働くことを嫌がった。
- 親類という存在は一人もいなかったので、父が死んでからは、僕にとっては母が、母にとっては僕が、杖とも柱とも頼む存在だった。
- 杖とも柱とも頼みにしていた秘書が私のもとを去り、しばらく仕事が手に付かない位に落ち込んだ。
- 飼い犬のジョンは、先生からも親からも頼りないと言われている僕のことを杖とも柱とも頼みにしてくれているので、散歩もエサやりも欠かさないでかわいがっている。