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【高きに登るは必ず低きよりす】の意味と使い方や例文(出典)

高きに登るは必ず低きよりす

「高きに登るは必ず低きよりす」の意味(出典)

意味【ことわざ】
高きに登るは必ず低きよりす

【読み方】
たかきにのぼるはかならずひくきよりす

【意味】
物事の進行には一定の順序があり、手近な所から始めねばならないということ。

ことわざ博士
「高きに登るは必ず低きよりす」とは、高い山や大きな目標に到達するためには、まずは低いところや小さいステップから始めなければならないという意味の言葉だよ。

すべての大事な成就は、小さな一歩から始まるということを示しているんだね。

助手ねこ
なるほどなあ。大きなビルを建てるにも、まずは地基から始めるし、勉強も、いきなり難しい問題を解くんじゃなくて、基本からコツコツやるんやもんね。

山登りも、いきなり頂上には行けへんし、一歩一歩登っていくんや。何事も、最初は小さいところからコツコツとね。

【出典】
書経』「太甲下」

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「高きに登るは必ず低きよりす」の解説

カンタン!解説
解説

「高きに登るは必ず低きよりす」という表現は、「書経」太甲下に由来し、高い場所に登るためには必ず低い場所から始めなければならないという意味のたとえ話なんだ。このことわざは、物事を成し遂げるには順序があり、基本や初歩から始めて徐々に上へと進むべきだということを示しているんだ。

この表現は、目標達成の過程において段階的に進む必要があること、そして大きな成果や成功を得るためには、まずは基礎や基本からしっかりと取り組むべきだという教訓を含んでいるんだ。たとえば、専門的なスキルを身につけるためには、基本的な知識や技術から学び始める必要があるし、高い山に登るには、まずは山の麓から歩き始める必要があるんだよ。

「高きに登るは必ず低きよりす」は、目標に向かって努力する際には、焦らずに着実に一歩一歩前進することの大切さを教えてくれるんだ。それは、何事も基本から始めて、徐々に上達や進展を遂げることが、最終的な成功への確かな道だというメッセージを伝えているんだね。このたとえ話は、物事には自然な進行や順序があり、それを踏襲することが重要であるという普遍的な真理を示しているんだ。

「高きに登るは必ず低きよりす」の使い方

健太
ともこちゃん。数学検定を受けるの?僕も受けようかな。
ともこ
健太くんは、高きに登るは必ず低きよりすというように、算数検定から受けたほうが良いんじゃないの?
健太
算数検定もあるんだね。でも低すぎないかな。
ともこ
低いレベルから受けて自信を付けていく作戦よ。一緒に頑張りましょうね。
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「高きに登るは必ず低きよりす」の例文

例文
  1. フルマラソンに出場したいので、高きに登るは必ず低きよりす、10000m走から始めよう。
  2. 富士山に登るために、高きに登るは必ず低きよりす、まずは高尾山に挑戦だ。
  3. いきなりかっこつけてオーバーヘッドシュートなんて無理だよ、高きに登るは必ず低きよりす、まずはリフティングやドリブルからだね。
  4. 高きに登るは必ず低きよりす、何事も基礎が肝心だよ。
  5. 初心者用だって馬鹿にできないよ、高きに登るは必ず低きよりす、学ぶことはたくさんあるんだ。

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