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【朽索の六馬を馭するが如し】の意味と使い方や例文(出典・語源由来・類義語)

朽索の六馬を馭するが如し

【ことわざ】
朽索の六馬を馭するが如し

【読み方】
きゅうさくのりくばをぎょするがごとし

「六馬」は、「ろくば」とも読む。
【意味】
困難を極め危険なこと。
「朽索」は、くさった綱。「六馬」は、天子の馬車を引く六頭の馬。

【出典】
書経しょきょう

【語源・由来】
くさった綱で六頭の馬を操るようだという意から。

【類義語】
ち縄に取り付くごと
蜘蛛くもの家に馬をつな
・腐り縄に馬を繋ぐ

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「朽索の六馬を馭するが如し」の使い方

健太
ともこちゃん。あの名家に嫁ぐの?
ともこ
そうなの。玉の輿なの。
健太
玉の輿だけど、朽索の六馬を馭するが如しだよね。昼ドラ並みのドロドロ愛憎劇や財産をめぐる骨肉の争いが繰り広げられると思うよ。
ともこ
自分が選んだのがいばらの道って分かっているわ。危険を乗り越えて女主人になってあの家を変えてみせるわ。

「朽索の六馬を馭するが如し」の例文

  1. 渦巻くあの海に橋を建てるのは、朽索の六馬を馭するが如しだ。
  2. 埋められた地雷の撤去作業は朽索の六馬を馭するが如しで、命がけだし時間もかかる。
  3. 現地入りしたい気持ちは分かるが、情勢が悪化しているあの国に行くのは朽索の六馬を馭するが如しだ。
  4. 船旅は今よりもずっと、朽索の六馬を馭するが如しで危険を伴った。
  5. 天候が変わりやすい標高が高い山に登るのは朽索の六馬を馭するが如しで、プロでも命を落とすことがある。

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