「草、囹圄に満つ」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
草、囹圄に満つ
【読み方】
くさ、れいごにみつ
「囹圄」は、「れいぎょ」とも読む。
【意味】うまく統治され犯罪がないこと。
「囹圄」は、牢獄。
「草、囹圄に満つ」ということわざは、国や地域が善政によって非常に安定して治まっている様子を表すんだ。
ええなー。つまり、良い統治がされてるから、草が生え放題で犯罪もなく、牢獄が空っぽってわけやな。
要するに、平和で繁栄してる地域や国を言うんやね。それはすごいええことや!みんな安心して生活してるんやろな。
【語源・由来】
牢屋に犯罪者がいないため、中に雑草が生い茂るという意から。
【出典】
「隋書」
【類義語】
・倉廩実ちて囹圄空し
・鵲大理の庭に巣くう
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「草、囹圄に満つ」の解説
カンタン!解説
「草、囹圄に満つ」っていうことわざは、国や町がとっても平和で、みんながきちんとルールを守っていて、トラブルが少ないことを表しているんだよ。
「草満」というのは、草がたくさん生い茂っていることを意味するんだ。それってなんで大切かというと、もし戦争や大きなトラブルがあったら、草木は傷ついたり、刈り取られたりしてしまうよね。でも、草がしっかりと生えているってことは、その場所が平和だってことを示しているんだ。
「囹圄」っていうのは、牢獄や刑務所のこと。このことわざで「囹圄に満つ」と言っているのは、刑務所が人でいっぱいでないってこと。つまり、犯罪が少ない、平和な時代だってことを示しているんだよ。
だから、このことわざ全体で言いたいことは、リーダーや政府がとっても良い仕事をして、みんなが安心して暮らしているってことなんだ。安全で、平和な場所を作ってくれているって感謝の意味も込められているよ。
「草、囹圄に満つ」の使い方
草、囹圄に満つが理想なのに、犯罪件数が増加中ね。
しかも凶悪化している。
日本の政治家を一掃しないとだめね。
自分たちのことしか考えていない政治家が多いからね。
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「草、囹圄に満つ」の例文
- 少子化が加速中らしいが、草、囹圄に満つ世の中にすればよいだけのことだ。
- 天下泰平といわれた江戸時代でも、草、囹圄に満つというわけではなかった。
- 早期教育よりも思いやりを育む教育を子供たちに施し、草、囹圄に満つ国にする。
- 大企業寄りではなく、国民目線の首相のおかげで草、囹圄に満つ。
- 草、囹圄に満つ時代が長く続くよう願う。