「傾城買いの糠味噌汁」の意味
【ことわざ】
傾城買いの糠味噌汁
【読み方】
けいせいかいのぬかみそじる
【意味】
浪費する者が必要な費用を出し惜しむこと。豪遊した後で、最低限必要な金も持ち合わせていないこと。
「傾城」は、「遊女」の意。
「傾城買いの糠味噌汁」という言葉は、一方で贅沢にお金を使い、しかし他方で基本的な生活費や食事に関しては極端にケチるという様子を示す言葉だよ。
あれれ、それは、高級な遊びを楽しんで、お金をバンバン使うけど、家では糠味噌汁みたいなシンプルな飯しか食べてへんということやな。
なんか、お金の使い方がちょっと変やね。豪華なところでお金を使うくせに、本当に大事なところでケチるなんて、ほんまにもったいないことやわ。金の使い方、ちゃんと考えなあかんね。
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「傾城買いの糠味噌汁」の解説
カンタン!解説
「傾城買いの糠味噌汁」という言葉は、人が一方で豪遊してたくさんのお金を使っているけれど、実際の日常生活ではとても質素なものを選んでいる、という矛盾した様子を表現するたとえだよ。
たとえば、高級な遊女を買うために大金を使ってしまって、家では糠味噌汁のような安い食事しか食べられないという状況を描いているんだ。このことわざから、人が不必要なことにお金を使いすぎて、本当に必要なときや日常生活での基本的な出費さえ惜しむことを指摘しているよ。
また、豪遊してたくさんのお金を使った後で、実際には日常生活や仕事に必要なお金すらない、という状況を表すこともあるんだ。要するに、お金の使い方が偏っていて、バランスがとれていないことを伝える言葉として使われることが多いんだよ。
「傾城買いの糠味噌汁」の使い方
旅行で散財して傾城買いの糠味噌汁になってしまったよ。
旅行に行くと財布のひもが緩むわよね。
今しか買えないと思ってしまうんだよね。
ネットで何でも買える時代なんだけどね。手に取って買うのは別格よね。
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「傾城買いの糠味噌汁」の例文
- 洋服はたくさん買うのに、食費をケチるのは傾城買いの糠味噌汁だ。
- 社長は傾城買いの糠味噌汁で、お金の使い道を間違えているから困る。
- 傾城買いの糠味噌汁となり、帰りはヒッチハイクで帰ってきた。
- 趣味の高級車を衝動買いして、傾城買いの糠味噌汁だ。おかげで仕事に必要な機械が買えなくなった。
- 自分は豪遊三昧なのに、社員の人件費を削るとは傾城買いの糠味噌汁だ。こんな会社辞めてやる。