「下種の逆恨み」の意味(類義語・英語)
【ことわざ】
下種の逆恨み
げすのさかうらみ
【意味】
品性が劣るものは、良かれと思ってしてくれた忠告を悪口と思い、忠告してくれた人をうらむということ。
逆に感謝せんと、なんでそんなこと言うんやろって逆ギレするんや。このことわざは、そんな逆恨みする人には気をつけた方がええってことを教えてくれてるんやな。
【類義語】
・心無しの人怨み
【英語】
My gossips wish me ill because I tell them truth.(私が真実を語るので、友人たちは私のために悪しかれと願っている)
「下種の逆恨み」の解説
「下種の逆恨み」っていう言葉は、簡単に言うと、ちょっと性格や品性が良くない人は、他の人から良い意味でのアドバイスや忠告を受けても、それを悪いことと捉えて、アドバイスしてくれた人を悪く思ったり、恨んだりすることを指しているんだよ。
例えばね、友達が「その道は夜はちょっと危ないから、違う道を通った方がいいよ」と言ってくれたとするね。普通なら「ありがとう、気をつけるね」と感謝するところを、品性が低い人は「なんで俺のことを危ないと思うの!?」とか「お前が知ってるわけないだろ」と逆ギレしてしまうことがあるんだ。
このことわざは、そんな人たちがどれだけ理不尽に感じるか、そして、親切心からのアドバイスをどれだけ誤解するかを教えてくれているんだよね。
「下種の逆恨み」の使い方
「下種の逆恨み」の例文
- 感謝されこそすれ、下種の逆恨みで恨まれるとはおかしいじゃないか。
- 人の忠告を素直に聞き入れず下種の逆恨みとは、本当に愚か者だな。
- 老婆心ながらと忠告したら、下種の逆恨みで人格を否定されたパワハラだと訴えられた。
- 心配だったから諫めたのに、下種の逆恨みとなり彼から嫌われている。
- 亀の甲より年の劫というから、年長者として忠告させてもらったのに憎まれる結果となったが、まさに下種の逆恨みだ。