「蝙蝠も鳥のうち」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
蝙蝠も鳥のうち
【読み方】
こうもりもとりのうち
【意味】
つまらない者でも同類であることには違いないこと。つまらない者が才能ある人の中で同類のような顔をしていること。
たとえば、賢い人たちの中に、ちょっとだけ浮いてるような人がいる、みたいな。でもその人も、そのグループの一員として扱われるんやな。外見だけで判断せんように、ってことも教えてくれてる感じやね。
【語源・由来】
蝙蝠は哺乳動物であり鳥ではないが、翼があり空を飛ぶという点からすれば鳥の仲間だという意味から。
【類義語】
・蝙蝠も人数
・目高も魚のうち
・田作りも魚のうち
「蝙蝠も鳥のうち」の解説
「蝙蝠も鳥のうちは」っていう言葉、これはちょっとユニークな表現が入ってるよ!
コウモリって、実際は鳥じゃないんだよね。でも、飛べるから鳥のように見えることもある。この言葉は、そんなコウモリが鳥の中に混ざってしまっていることを例えに使ってるんだ。
この言葉の意味は、ちょっとつまらない人や、目立たないような人が、すごく賢い人たちやすごいグループの中にいることを言ってるんだよ。でも、それは悪い意味じゃなくて、たとえば、普通の人でもすごいグループの一部として認められることを示しているんだ。
もう一つの意味としては、何か小さくて取るに足りないものでも、それがあるグループや集まりの一部であるってことを表しているんだよ。
例えば、クラスでのプロジェクトで、みんながすごいアイディアを出してきた中で、ある子がちょっと普通のアイディアを出しても、それも一つの意見として大切にされるっていう感じだね。
この言葉は、どんな小さいものや普通のものでも、それがあるグループの中では大切な存在だってことを教えてくれてるよ。だから、自分がどれだけ小さい役割を持っていても、それは大切な一部として認められるっていうことを忘れちゃいけないんだよね!
「蝙蝠も鳥のうち」の使い方
「蝙蝠も鳥のうち」の例文
- 数が多い方がいいし、蝙蝠も鳥のうちだから彼を仲間に入れる。
- 何で赤点大王の健太くんが、蝙蝠も鳥のうちのようにメンバーに交ざっているんだ。
- 優秀な人間ばかりの一族の中にひとり出来損ないがいる。まさに蝙蝠も鳥のうちというやつだ。自分から姿を消してくれないかな。
- 彼は役に立たない人間だが、同郷なので蝙蝠も鳥のうちで仲間に入れる。
- 蝙蝠も鳥のうちというから、優劣ではなく共通項で仲間かどうか判断します。