「瘤の上の腫れ物」の意味(類義語)
【ことわざ】
瘤の上の腫れ物
【読み方】
こぶのうえのはれもの
【意味】
災いが重なることをいう。
「瘤の上の腫れ物」という言葉は、一つの困難やトラブルの上にさらに別の困難やトラブルが追加される、つまり、厄介な状況がさらに厄介になることを示しているんだよ。
あらら、それは大変やな。もう、一つのトラブルで手いっぱいやのに、その上にさらにトラブルがくっついてくるってわけやな。
瘤にさらに腫れ物ができたら、それはそれは大変やもんな。もう、どっちもどっちやって感じやね。ピーンチを重ねることの大変さを教えてくれる言葉やな。
【類義語】
・泣き面に蜂
・病み足に腫れ足
・病む上に塩を塗る
・転べば糞の上
・痛み足に腫れ足
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「瘤の上の腫れ物」の解説
カンタン!解説
「瘤の上の腫れ物」っていう言葉はね、もうすでに困ってる状況の上に、さらに別の困ったことが起きるっていう意味なんだよ。
例えば、風邪をひいて寝込んでいる時に、部屋の屋根が雨漏りしてきたりするような状況を想像してみて。もう風邪で辛いのに、さらに雨漏りまで…って感じで、一つの問題の上に別の問題が重なっちゃうことを表しているんだ。だから、この言葉は、ちょっと不運が続くような時に使うことができるんだよ。
「瘤の上の腫れ物」の使い方
父さんがリストラされた上に物価高で瘤の上の腫れ物だよ。
原料高が続くと企業の体力も持たなくなって、そういう人が増えそうね。
値上げしても追いつかないくらい高騰しているんだよね。
賃金は上がらないのに値上げは青天井で困るわね。
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「瘤の上の腫れ物」の例文
- 電車に遅れた上に水たまりにはまり、瘤の上の腫れ物だ。
- 健太くんに振られ、気分転換に髪を切ったら失敗され、瘤の上の腫れ物で踏んだり蹴ったりだ。
- 先生に無実の罪で怒られ、父さんにも八つ当たりされ瘤の上の腫れ物だが、僕が一体何をしたというんだ。
- 瘤の上の腫れ物で泣き面に蜂だが、呪われているんだろうか。
- 災難続きで瘤の上の腫れ物といった感じだが、本厄だからなのか。