「小坊主一人に天狗八人」の意味
【ことわざ】
小坊主一人に天狗八人
「小坊主に天狗八人」ともいう。
【読み方】こぼうずひとりにてんぐはちにん
【意味】
力に大差がありかなわないこと。一人の弱者に強者が大勢で立ち向かうこと。
「小坊主一人に天狗八人」という言葉は、実力や力の差が明らかにある者たちが対立する様子を描写しているんだよ。
ああ、それって要するに、一人のちっちゃな子に、大きな強いやつらがたくさんでかかってくるような感じやな。
なんかフェアじゃない戦いみたいなもんやね。弱い者いじめやってこと。一人で何人もの相手をするのは、かわいそうやわー。
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「小坊主一人に天狗八人」の解説
カンタン!解説
「小坊主一人に天狗八人」っていう言葉はね、ちょっと不公平な状況を表してるんだ。
考えてみて、小坊主って、小さなお坊さんで、あまり力が強くないでしょ?一方、天狗って、伝説の強い妖怪のこと。で、この言葉では、小さなお坊さんが一人いるのに、その対抗として強い天狗が8人もいるっていう状況を想像してみて。
つまり、この言葉は「ひとりの弱い者に、たくさんの強い者が立ち向かう」という、ちょっと不公平な状況を指してるんだよ。弱い者に対して、強い者が大勢で立ち向かうのは、ちょっとやりすぎじゃない?っていうことをこの言葉で表現しているんだね。
「小坊主一人に天狗八人」の使い方
どうしたの?ボロボロじゃないの。
高校生のヤンキー集団にからまれたんだ。
年下相手に大勢で喧嘩を売るなんて、小坊主一人に天狗八人ね。卑怯だわ。
得意の空手で蹴散らしたけどね。
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「小坊主一人に天狗八人」の例文
- 優勝候補と戦うのだが、小坊主一人に天狗八人だ。奇跡でも起きない限り勝てない。
- 彼は神に愛された棋士だから僕なんかじゃかなわない。小坊主一人に天狗八人だよ。
- 大人が相手だと小坊主一人に天狗八人かと思いきや、幼い子が大人を打ち負かした。
- 兄と喧嘩しても小坊主一人に天狗八人だったが、身長が伸びて兄より高くなってからは立場が逆転した。
- 大企業は資金があるから、この勝負は零細企業ではどうにもできない。まさに小坊主一人に天狗八人だ。