「氷を叩いて火を求む」の意味(類義語)
【ことわざ】
氷を叩いて火を求む
【読み方】
こおりをたたいてひをもとむ
【意味】
不可能なことを望むこと。誤った方法では何かを成し遂げることはできないこと。
「氷を叩いて火を求む」という言葉は、不可能なことを求めたり、間違った手段で物事を成し遂げようとすることの比喩なんだよ。
ああ、それはつまり、頑張っても方法が間違ってたら、うまくいかへんってことやな。氷叩いても火は出へんもんな。
ちゃんと正しい方法で頑張らんと、せっかくの努力も水の泡や。目的に合った方法を選ぶことの大切さを教えてくれる言葉やな。
【類義語】
・木に縁りて魚を求む
・氷を鑽りて火を求め、砂を圧して油を求む
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「氷を叩いて火を求む」の解説
カンタン!解説
「氷を叩いて火を求む」という言葉はね、何かをしようとするときに、その目的に合ってない方法を選んでしまうと、どれだけ努力しても、結局はうまくいかないってことを教えているんだ。
例えば、寒い日に暖をとろうと思っても、氷を叩いているだけでは、火は起こせないよね。だから、目的を達成するためには、その目的にふさわしい、正しい方法や手段を選ばないとダメってことだよ。
また、このことわざは、実現不可能なことを望むこと、つまり、無理な期待を持つことの例えとしても使われるんだ。例えば、無理なことを望んで、それがかなわないとがっかりするのも、このことわざで表されるんだよ。
「氷を叩いて火を求む」の使い方
なかなか成績が上がらないな。
その方法では氷を叩いて火を求むね。健太くんに合ってないもの。
人それぞれ勉強方法があるの?
そうよ。合う勉強法にしないとせっかくの努力がむだになるわよ。
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「氷を叩いて火を求む」の例文
- ノー勉で受かろうなんて氷を叩いて火を求むだ。
- お兄さんと同じ学校に進学したい気持ちは分かるが、君の学力では氷を叩いて火を求むようなものだね。
- 隣国のミサイルでの威嚇をやめさせるのは、氷を叩いて火を求むだ。
- 古いため移築は氷を叩いて火を求むかと思われたが、最新技術を駆使して成功させた。
- 年老いてからの学びは氷を叩いて火を求むと周囲から止められたが、無事東大に合格することができた。