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【氷は水より出でて水より寒し】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

氷は水より出でて水より寒し

「氷は水より出でて水より寒し」の意味(語源由来・出典・類義語)

意味【ことわざ】
氷は水より出でて水より寒し

【読み方】
こおりはみずよりいでてみずよりさむし

【意味】
弟子が師をこえたすぐれた者になること。

ことわざ博士
「氷は水より出でて水より寒し」という言葉は、弟子が時間をかけて学び、最終的には師以上の実力や才能を持つようになることを象徴しているんだよ。
助手ねこ
あー、つまり、最初は師匠の下で学びながら成長していく弟子やけど、そのうち師匠を超えることもあるってことやな。氷は水から生まれるけど、寒さでは水よりもええ仕事するわけや。

このことわざ、励みになるな。ちゃんと学べば、いつか先生を超える日も来るかもしれへんな!

【語源・由来】
水からできている氷がもとの水より冷たくなることから。

【出典】
荀子じゅんし

【類義語】
・青は藍より出でて藍より青し

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「氷は水より出でて水より寒し」の解説

カンタン!解説
解説

「氷は水より出でて水より寒し」という言葉は、元々のものから派生したものが、その元々のものよりもすぐれていることを表現するたとえですね。具体的には、水からできた氷が、その水よりも冷たくなる現象から来ているんだ。

つまり、師匠や先生から教えを受けた弟子が、その師匠や先生を超えてすごくなることを例えて使われる言葉です。師匠が水で、弟子が氷のように、弟子が師匠よりも優れている状態を表しているんだよ。

「氷は水より出でて水より寒し」の使い方

健太
全国大会で優勝したよ。
ともこ
氷は水より出でて水より寒しね。
健太
成績で師匠を越えることができたよ。でも、人格はまだまだだな。
ともこ
健太くんは若いから、人格で師匠を越えるのは難しいわね。
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「氷は水より出でて水より寒し」の例文

例文
  1. もう教えることはない。氷は水より出でて水より寒しだ。
  2. 氷は水より出でて水より寒しとなり、嬉しいやらさみしいやらで複雑だ。
  3. 師匠を踏み台にして弟子が世界へ飛び立った。氷は水より出でて水より寒しだ。
  4. 氷は水より出でて水より寒しとなり、弟子の評判とともに指導者としての評判も高まった。
  5. 弟子はもともとセンスがあり、いつかは氷は水より出でて水より寒しというように追いこされることが分かっていた。

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