「乞食を三日すれば忘れられぬ」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
乞食を三日すれば忘れられぬ
「乞食を三日すればやめられぬ」「乞食を三日すれば三年忘れぬ」ともいう。
【読み方】こじきをみっかすればわすれられぬ
【意味】
悪い習慣が一度身につくとそこから抜け出すのは簡単ではない。
「乞食を三日すれば忘れられぬ」ということわざは、一度怠惰な生活や便利な習慣に慣れてしまうと、それをやめるのは難しい、という意味を持っているんだよ。
ああ、つまり、ちょっとだけ楽をしたら、その気持ち良さがクセになって、なかなか元の生活に戻れへんってことやな。
楽なことは誰でも好きやけど、それが習慣になると、後で大変なことになる可能性もあるんやな。ちょっとしたことから、気をつけなあかんね。
【語源・由来】
乞食の暮らしは気楽で、そのような生活を三日もすると抜け出すことができなくなることから。
【類義語】
・三年乞食すれば生涯忘られぬ
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「乞食を三日すれば忘れられぬ」の解説
カンタン!解説
「乞食を三日すれば忘れられぬ」っていう言葉は、簡単に言うと、ちょっとした怠け心や楽なことを続けると、その感じが気に入っちゃって、なかなかその習慣をやめられなくなっちゃうってことを言ってるんだよ。
例えばね、3日間だけ乞食をやって、楽に生活してみたら、その気楽さや、他人に頼って生きる感じが気に入っちゃって、それを続けたくなるかもしれないんだ。それと同じで、悪い習慣や怠け心って、一度ついちゃうと、なかなか直すのが難しいんだよね。
だから、この言葉は、「習慣はとっても強力で、一度悪い方向に行くと、戻るのが大変だよ!」って警告してるんだ。悪いことや楽なことにすぐに引き寄せられないように、気をつけなきゃいけないってことを教えてくれてるんだね。
「乞食を三日すれば忘れられぬ」の使い方
面倒くさいな。今日も勉強はさぼろう。
乞食を三日すれば忘れられぬというわよ。さぼる習慣がつくと抜け出せないわよ。
抜け出せなくなるとそこから這い上がるのは余計に大変そうだな。
自分の弱さと戦って、勉強する習慣をつけた方が良いわよ。
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「乞食を三日すれば忘れられぬ」の例文
- 最初からちゃんとした鉛筆の持ち方をしないと、乞食を三日すれば忘れられぬという。
- スマホを見だすときりがなく、乞食を三日すれば忘れられぬといい依存症になり他のことがないがしろになる。
- 一度遅刻すると遅刻癖が付き、繰り返すうちに「まあいっか」が当たり前になる。乞食を三日すれば忘れられぬというから、常に自制心を持つことが大事だ。
- 父さんたちが留守の間も規則正しい生活をするんだぞ。乞食を三日すれば忘れられぬというからだらだら過ごしてはいけない。
- 人間は楽な方へと行くもので悪い習慣に染まるのも早い。しかし乞食を三日すれば忘れられぬというから、正しい方に戻るのに二倍も三倍も労力を要することになり楽じゃない。