「枯木死灰花開く」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
枯木死灰花開く
【読み方】
こぼくしかいはなひらく
【意味】
社会的に不遇であった人が、また世間に注目されるようになること。ありえないことや思いがけない幸運にめぐりあうこと。
「枯木死灰」は、「荘子」にも見え、煩悩や妄念などがなく無心のたとえ。また情熱や活気のないこと。
わかったわかった。つまり、もうチャンスはないと思ってた人や、社会から見放されたような人が、また注目されて、幸せになるってことやな。
逆境の中でも、希望を持ってれば、奇跡のようなことが起きるかもしれへんって、教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
枯れた木に花が咲く、冷たくなった灰から煙が立ち上る意から。
【出典】
「三国志」
【類義語】
・枯れ木に花開く
・枯れ木に花
・枯木栄を発す
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「枯木死灰花開く」の解説
カンタン!解説
「枯木死灰花開く」っていう言葉はね、もう終わりだと思われてたことや、ちょっと落ち込んでた人が、意外とすごい活躍したり、また注目されるようになることを言ってるんだよ。
例えば、すごく頑張ってたけどうまくいかなくて、みんなに忘れられたような人や、もう年を取って、活躍することはないと思われてたおじいちゃんやおばあちゃんが、再びすごいことを成し遂げたり、みんなに認められることを示してるんだ。
この言葉の中の「枯木」っていうのは、もう花が咲かないと思われてる木を指してて、「死灰」はもう熱がないと思われてる灰のこと。でもこの言葉は、そんな木から花が咲いたり、灰から煙が出るように、驚くべき変化や復活を示してるんだよ。
だから、この言葉は「諦めずに頑張れば、意外な良いことが起こるかもしれない」っていう、希望や励ましの意味を持っているんだね。
「枯木死灰花開く」の使い方
テレビから干されていた彼が、枯木死灰花開いたね。
何があったんでしょうね。
仲の良いプロデューサーが出世したのかな。
視聴者に嫌われている人をキャスティングすることもあるし、芸能界って謎だらけよね。
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「枯木死灰花開く」の例文
- 枯木死灰花開き、また日の目を見る時がくるとは思わなかった。
- 幸運が重なり枯木死灰花開いたが、人の縁は大事にするもんだな。
- 学費を支援しようといってくれる奇特な人があらわれ、枯木死灰花開く。
- どん底からはい上がるのは無理だと思っていたが、こんな僕にもチャンスが巡ってきて枯木死灰花開いた。
- 宝くじに当選するのは、枯木死灰花開くようなものだと思っていたが当たった。
まるで、枯れた木や死んだ灰から花が咲くような、予想外の奇跡や転機を描いているよ。