「駒の朝走り」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
駒の朝走り
「駒の朝勇み」「駒の朝はやり」ともいう。
【読み方】こまのあさばしり
【意味】
最初に力み過ぎると最後まで続かないということ。
「駒の朝走り」という言葉は、初めはとても元気で活発だけれど、その勢いが長続きしないことを示す表現なんだよ。
あー、なるほど。初めはガンガン元気やったけど、途中からバテちゃうってことやな。まるで、朝だけ元気な子馬みたいに、最後までその元気を保てへんってわけやね。
スタートダッシュばっかりで、最後まで走り切れへんやつらを指してるんやな。ガス欠になる前に、ちゃんとペースを分けて走るのが大事やね!
【語源・由来】
馬が朝のうち元気に走る意から。
【類義語】
・小馬の朝勇み
・小馬の朝駆け
・狐その尾を濡らす
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「駒の朝走り」の解説
カンタン!解説
「駒の朝走り」という言葉はね、最初はすごく元気で頑張っているけど、その勢いが長くは続かないっていうことを表しているんだよ。
想像してみてね、馬が朝にスタートして、最初はすごく元気でガンガン走るんだけど、時間が経つとだんだんと疲れて、元気がなくなってきちゃう。それと同じで、人も何かを始めるときはやる気満々でスタートするけど、途中で力尽きてしまうことがあるんだよね。
この言葉を使うと、そういう「最初だけは元気だったけど、途中でペースが落ちちゃう」ような状況を上手く説明できるんだよ。
「駒の朝走り」の使い方
あー。もう無理だ。
もう無理なの?さっきまで張り切っていたじゃないの。
僕は短距離走者なんだよ。持久走は無理なタイプなんだよ。
駒の朝走りねえ。最後までがんばりなさいよ。
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「駒の朝走り」の例文
- 駒の朝走りになっても困るから、肩の力を抜いてやってね。
- 入社当初意気込み過ぎて駒の朝走りになり、そのままやめる新入社員が多い。
- 行きはあんなにはしゃいでいたのに、駒の朝走りのように次第に疲れて子供がぐずりだす。
- 研究は最後までやり通させばならない。駒の朝走りのごとく途中で息切れされても困るんだ。
- 駒の朝走りとなり仕事を放り出されても困るので、体力に自信のある社員を雇う。