「算を乱す」の意味
【ことわざ】
算を乱す
「算を散らす」ともいう。
【読み方】さんをみだす
【意味】
列がバラバラになること。
「算」は、算木。数を数える際に使う木製の棒。
ああ、わかったわかった。つまり、きれいに並んでたものや、順序だってたものが、ぐちゃぐちゃになっちゃうってことやな。
例えば、きちんと積んであった積み木が、どかんと倒れて散らかっちゃうみたいな感じかい?計画や順序が狂ってしまうことを言うんやな。
【スポンサーリンク】
「算を乱す」の解説
カンタン!解説
「算を乱す」っていう表現はね、算木っていう計算に使う小さな棒みたいなものをバラバラに散らかしてしまうような感じから来ているんだよ。それをイメージして、物事がちゃんと整理されてなくて、めちゃくちゃになったり、すっごく散らかったりする様子を表しているんだ。
例えば、部屋が物でいっぱいでバラバラになっているときや、考えがまとまらずに混乱している時に、「算を乱す」って言うことができるんだね。要するに、物事がめちゃくちゃになったり、散らかってしまった状態を言い表しているんだよ。
「算を乱す」の使い方
日本人は列を作って電車に乗るから、外国から来た人に驚かれるのよね。
外国では算を乱すようなの?
バラバラの早い者勝ちよ。
押し合いへし合いで喧嘩になりそうだね。
【スポンサーリンク】
「算を乱す」の例文
- 誰一人として指揮官に従わず、算を乱す有様だった。
- 銃声が聞こえ、観客は算を乱すように逃げ惑った。
- 鬼役が数を数え始めると、子供たちは算を乱しできるだけ遠くへ走った。
- 算を乱しわかりにくいので、名簿順に整列してもらう。
- 算を乱す如くバラバラだったので、グループごとに分かれる。
整理されていたはずのものがバラバラになってしまうことを意味しているんだ。