「慈ある父も益なき子は愛せず」の意味（出典）
【ことわざ】
慈ある父も益なき子は愛せず
【読み方】
じあるちちもえきなきこはあいせずなきこはあいせず
【意味】
情け深い親でも役立たずの子供を愛することはないということ。
「慈ある父も益なき子は愛せず」という言葉は、たとえどれだけ優しく情け深い父親でも、自分の助けにならない放蕩な子供を本当に愛することは難しい、という意味があるんだ。
ほぉ、それはつまり、どんなに良い親でも、子供がだらしなくて役立たずやと、本心では悩むってことかい？
親子だからって、ちゃんと役立つことを期待してるんやな。これは、ちゃんと自分の役割を果たすことの大切さを教えてくれるんやろな。
【出典】
「墨子」
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「慈ある父も益なき子は愛せず」の解説
カンタン！解説
「慈ある父も益なき子は愛せず」というのはね、とっても優しい心を持った父親でも、何の役にも立たない、しっかりしない子供には愛情を感じにくい、っていう意味なんだよ。
つまり、たとえば、父親がとても優しい人でも、息子や娘がいつも問題を起こしたり、しっかりしないことばかりすると、その子に愛情を感じるのは難しいってこと。親だって、子供がちゃんとしないと心配だったり、がっかりすることがあるんだよ。だから、このことわざは、しっかりとした態度や行動がどれだけ大切かを教えてくれる言葉なんだね。
「慈ある父も益なき子は愛せず」の使い方
真面目にならないと勘当されちゃうわよ。
かわいい一人っ子だから大丈夫だよ。
慈ある父も益なき子は愛せずっていうわよ。切り捨てられても知らないから。
父さんに限ってそんなことは…。あるかもな。
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「慈ある父も益なき子は愛せず」の例文
- 思春期の頃はあまりに素行が悪かったので、慈ある父も益なき子は愛せずのように親から見放されていた。
- 子煩悩な父親でも、慈ある父も益なき子は愛せずというから引きこもるのはやめて働きなさい。
- できの悪い子を愛せない自分が親としてできそこないなのかと思ったが、慈ある父も益なき子は愛せずというからそんなものなのだ。
- 子供だからと何でも許されると思うな。慈ある父も益なき子は愛せずだ。
- とても温厚な父だったが、兄の自堕落さに呆れ果て慈ある父も益なき子は愛せずという感じだった。
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