「志学」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
志学
【読み方】
しがく
【意味】
十五歳のこと。
えー、ひとつの言葉で二つの意味があるんやな。
学問に情熱を注ぐことと、15歳の年齢って、意味がちょっと違うけど、面白いな。言葉の持つ意味って、色々な背景があるんやな。勉強になるわ!
【語源・由来】
十五歳は孔子が学問を志した年齢で、孔子が晩年に自分の生涯を振り返って言ったことば。
【出典】
「論語」
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「志学」の解説
カンタン!解説
「志学」という言葉は、主に二つの意味を持っているんだ。
- 学問に対する情熱や熱意、つまり学びたいという強い意志や決意のことを指すよ。たとえば、誰かが物理学や歴史学に深く興味を持って、それを学ぼうと思っている場合、「志学」と言って、その人の学びたいという気持ちや情熱を表現することができるんだ。
- この意味は、古典文学「論語」の中にある一節「吾十有五にして学に志す」からきているよ。「吾十有五」とは、自分が15歳のことを指していて、「学に志す」とは学び始める、あるいは学問に目覚めるという意味だ。だから、この文をもとに「志学」という言葉は15歳のこと、特に学び始める15歳のことを指すようになったんだ。
だから、誰かが15歳で何か新しいことを学び始めたり、新しい趣味や興味を持ったりする時に、この「志学」という言葉を使って、その年齢や学び始めることを表現することができるよ。
「志学」の使い方
志学のころ、父さんはヤンキーだったんだって。
そんな風には見えないわね。
バイクで風を切っていたらしいよ。
志学は勉強を志すときを言うのに、警察のお世話になっていたのね。
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「志学」の例文
- 志学と言いますが、僕が研究者を目ざしたのも15歳でした。
- それまでは漠然としていたのだが、志学のころ将来の夢が明確になりがむしゃらに勉強した。
- 夢を実現するため、志学のときに留学を決意しました。
- 志学の年齢で学を志し始めても遅くはない。高校受験には間に合わないかもしれないけど。
- 志学の歳までひたすら遊び、遊びの中から学び、さらに深く知りたいことが生まれ学問を突き詰めることにしました。
ひとつは、学問や研究に情熱を持って取り組むこと。もうひとつは、15歳の年齢を指すことだよ。