「疾行には善迹無し」の意味(出典・語源由来・類義語)
【ことわざ】
疾行には善迹無し
【読み方】
しっこうにはぜんせきなし
【意味】
急ぎでやったことに良い結果はついて来ないということ。
ああ、それは「急ぐとろくなことないで!」ってことやな。急いでやると、キレイな跡も残らへんし、結果も良くないことが多いんやな。
じっくり時間をかけて丁寧にやることが大事やってことやな。急がば回れや。
【出典】
「西京雑記」
「疾行」は、急いで行くこと。「善迹」は、きれいな跡。
【語源・由来】
急いで行くときれいな跡が残らない意から。
【類義語】
・急いては事を仕損じる
・快行には好歩なし
・急行に善歩無し
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「疾行には善迹無し」の解説
カンタン!解説
「疾行には善迹無し」っていう言葉はね、物事を急いでやると、うまくいかないことが多いよ、と教えてくれているんだよ。
「疾行」っていうのは「急いで行く」こと。そして「善迹」は「良い跡や結果」のことだよ。だからこの言葉は、「急いで物事を進めると、良い結果やきれいな跡が残らないよ」という意味なんだ。
例えばね、宿題を急いでやると、ミスが多くなってしまったり、きちんと理解できないまま終わってしまうことがあるよね。また、仕事を急いでやってしまうと、後でやり直しになってしまったり、他の人に迷惑をかけることになったりすることがあるんだ。
だから、この言葉は「急がば回れ」と同じように、物事を急がずじっくりと時間をかけてやることの大切さを教えてくれているんだよ。急いでやることで時間は短くなるかもしれないけど、結局は良い結果につながらないことが多いから、注意が必要なんだね。
「疾行には善迹無し」の使い方
急がなくていいから丁寧にやってね。
でも早く欲しいんでしょう?
疾行には善迹無しというから、急いで結局やり直しになると余計に時間がかかるでしょう。
なるほど。じゃあ、丁寧さ優先に仕上げるね。
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「疾行には善迹無し」の例文
- 急いては事を仕損じるし、疾行には善迹無しだからゆっくりやる。
- 疾行には善迹無しだから、深呼吸して落ち着いて作業をする。
- 急ぐと焦りから、疾行には善迹無しとなることが多い。
- 慌てないことが失敗しないために必要だ。疾行には善迹無しだからね。
- 冷静沈着に事を行えば、疾行には善迹無しとならない。
慌てて行動すると、物事はうまくいかないことが多いんだね。