「死ぬ者貧乏」の意味(類義語)
【ことわざ】
死ぬ者貧乏
【読み方】
しぬものびんぼう
【意味】
死者が一番損だということ。生きていれば良いことがあるかもしれないのに、死んだらどうにもならないということ。
なるほどねえ。要するに「死んだら何もできへんから、生きてるうちが花や」ということやな。
確かに生きてれば、まだ美味しいもん食べたり、笑ったり、楽しいこともあるわけやし。ほんで、人生は山あり谷ありやけど、良いことも悪いことも全部合わせて人生やからな。だから、生きてる今を大事にせなあかんってことやね。
【類義語】
・死ぬ者は損
・死ぬ者が貧乏くじ
・死んで花実が咲くものか
・死ねば死に損、生くれば生き得
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「死ぬ者貧乏」の解説
カンタン!解説
「死ぬ者貧乏」という言葉は、この世にいる間はいろいろな楽しいことや嬉しいことがあるけど、死んじゃったらもう何も経験できないし、何も楽しめないから、一番損をするっていう意味だよ。
たとえば、遊びに行ったり、美味しいものを食べたり、友達と笑ったりすることができるのは、生きているからこそ。でも、死んでしまったら、それが全部できなくなっちゃうんだね。だから、生きている間にできるだけいろいろなことを経験して、たくさんの思い出を作ることが大切だっていうことを、この言葉は教えてくれているんだ。
もちろん、これは死んだ人に対して失礼な言い方をするための言葉じゃなくて、生きている私たちが、今を大切にして元気に生きていこうって励ますための言葉なんだよ。
「死ぬ者貧乏」の使い方
死にたーい。死にたいよー。
死ぬ者貧乏っていうわよ。死んだら青春がなくなるわよ。
青春って青い春でしょう?ブルーになりそうだ。
青は緑のことで、緑萌える春ということよ。恋に部活に勉強に、一番楽しい時期よ。
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「死ぬ者貧乏」の例文
- あるお笑い芸人が言った。生きているだけで丸儲けだと。死ぬ者貧乏だよ。
- 死んだらここで終わりだ。その先にあったはずの幸せを放棄することになり、死ぬ者貧乏だ。
- 今までつらかった分幸運しかない人生かもしれないから、死ぬ者貧乏だ。
- 失望して今死んだらこれからの希望に出会えなくなるので、死ぬ者貧乏だが後悔はないか?
- 死んだら長期連載漫画の最終回を見ることができないよ。気になるでしょう?死ぬ者貧乏だから、寿命が来るまで死ぬのはやめた方が良い。
生きていることの価値を認識し、どんな状況でも生きる希望を持ち続けることが大切だという教えを込めたことわざなんだ。