「大漁の明日」の意味(類義語)
【ことわざ】
大漁の明日
【読み方】
たいりょうのあした
【意味】
獲物が多かった翌日は獲物が少なくなるように、良いことがあった後は悪いことがあるものだ。
なるほどね。一日大漁になったら、次の日はあまり魚が捕れないってことやな。
つまり、良いことが起こった後は、必ずしも良いことが続くわけではないってことやな。これは、運がいつも一定ではないってことを教えてくれるんやな。
【類義語】
・いい後は悪い
・一の裏は六
・禍福は糾える縄の如し
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「大漁の明日」の解説
カンタン!解説
「大漁の明日」っていうことわざはね、いいことが起きてもそれがずっと続くわけではないっていうことを言っているんだよ。
たとえばね、釣り船がたくさん魚を釣って大漁だった日があったとしよう。でも、次の日も同じようにたくさん魚が釣れるとは限らないんだよね。天気が悪かったり、魚がその場所にいなかったりすることもあるからさ。
それと同じで、運が良くてテストで満点を取った日があっても、次のテストも必ず満点が取れるとは限らないんだ。勉強をサボってしまったり、寝坊してしまったりすると、次のテストの点数は下がってしまうかもしれないよね。
だから、「大漁の明日」っていうことわざは、「良いことが続くとは限らない」っていうことを教えてくれるんだよ。だから、運が良い時も悪い時も、自分がやるべきことをしっかりとやり続けることが大切なんだね。
「大漁の明日」の使い方
今日は良いことばかりだよ。運気が向いて来ているのかも。
大漁の明日っていうから、明日は気をつけた方が良いわよ。
こんなにラッキーなのに?
気を引き締めて油断しない方が良いわよ。
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「大漁の明日」の例文
- 好機のあとにはピンチが来るものだ。大漁の明日という。
- ラッキーが続くとは思わない方がいい。大漁の明日というから明日はどう転ぶか分からない。
- 人生山あり谷ありで大漁の明日というから、幸運ばかりというわけにはいかない。
- 大漁の明日というので、幸運続きでも浮かれない。
- ギャンブルで一回勝っても大漁の明日と自分を戒め、ギャンブルに沼らないようにする。
このことから、一つの良い出来事の後には、なかなか良いことが続かないという意味が込められているよ。