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【玉簾と薦垂れ】の意味と使い方や例文(語源由来)

玉簾と薦垂れ

「玉簾と薦垂れ」の意味(語源由来)

意味

【ことわざ】
玉簾と薦垂れ

【読み方】
たまだれとこもだれ

【意味】
貴賎富貴の差がはなはだしいこと。

「玉簾」は、玉の付いた美しいすだれ。「薦垂れ」は、戸障子の代わりに出入り口につるしたこも。
ことわざ博士
「玉簾と薦垂れ」ということわざは、富裕な人と貧しい人の間にある大きな生活の違いを表すんだよ。
助手ねこ
ほんまに、それは「富裕層と貧困層の生活差が大きい」ってことやな。玉簾は、豪華な暮らしを表すんやてな。一方、薦垂れは、貧しい人々の暮らしを示してるんや。

これは、世の中にはさまざまな生活水準があって、それぞれの差が大きいことを教えてくれてるんやな。

【語源由来】
上流階級の人はすだれをかけるのに、下層のものはこもをつることから。

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「玉簾と薦垂れ」の解説

カンタン!解説
解説

「玉簾と薦垂れ」っていうことわざはね、ひとりの人がとっても豪華で贅沢な生活をしている一方で、他の人がとても貧しい生活を強いられている、つまり、生活の格差がとても大きい状況を表すんだよ。

ここで「玉簾」は、とっても高価で美しいカーテンのようなもので、それは裕福な人々が使うものだよ。「薦垂れ」は、草で作られた安価で質素なカーテンのことで、これは貧しい人々が使うものなんだ。

だから、「玉簾と薦垂れ」っていうことわざは、一部の人々が金銭的にとても恵まれていて、一方で他の人々が貧困に苦しんでいるという、生活の差を象徴しているんだよ。

「玉簾と薦垂れ」の使い方

健太
今の日本は玉簾と薦垂れだね。
ともこ
今後、どんどん開いていくでしょうね。
健太
身分制が復活するのかな。
ともこ
表立ってはそうならないにしても、実質そうなるでしょうね。
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「玉簾と薦垂れ」の例文

例文
  1. 同じ日本人なのに、別宅を複数持つ彼と不動産を一つも持たない僕とでは、玉簾と薦垂れだな。
  2. お金持ちは株でさらに儲け、貧乏人はその日暮らしで玉簾と薦垂れだ。
  3. 地球滅亡の日、金持ちは別の星に逃げ、貧しい者は地球に残るんだろう。玉簾と薦垂れで、命にも格差がある。
  4. 物価高騰で庶民は苦しんでいるのに、百貨店は過去最高益をたたき出したという。この世は玉簾と薦垂れになったようだ。
  5. いつの間にか玉簾と薦垂れで、この国は二分してしまった。

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